金子大地が、ゲイをひた隠しに生きる18歳の高校生役で主演する、よるドラ『腐女子、うっかりゲイに告（コク）る。』（NHK総合、毎週土曜23:30～）の第3話が、5月4日に放送される。
同ドラマは、浅原ナオトによる小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」が原作で、主人公・安藤純（金子）は、自身がゲイであることは自覚しつつ、「異性を愛し、子供を作って、家庭を築く」という“普通の幸せ”への強い憧れも持つ男の子。ゲイであることを隠して同級生で通称：三浦さんこと三浦紗枝（藤野涼子）と付き合い始めるが……。
「ゲイ」「腐女子」という単純なラベリングに抗い「私」と「あなた」として誠実に関係を築き始める純と三浦さん。2人の姿は葛藤を抱えるクラスメイトや周囲の大人たちの心を波立たせていく。世間の“普通”と、自分が本当に欲しいもの――。その間のズレで悩んだことのあるすべての人へ。主人公の愛聴するQUEENの名曲に乗せて疾走する、軽やかで切実な青春ストーリー。
第2話で三浦さんからのアタックに戸惑いながらも付き合うことを決めた純。一方で、ゲイ・パートナーの「マコトさん」こと佐々木誠（谷原章介）と会うことを止める決意をするが……。
＜第3話あらすじ＞
純（金子）と三浦さん（藤野）がつきあっていることはクラス中に知れわたり公然の秘密となっていたが、純は気にしなかった。一方、以前のように純にしつこくからんで来ない親友の亮平（小越勇輝）のことが、純は気になっていた。ファミレスで勉強を一緒にするなど親密に接するうち、純の心は三浦さんに傾いていった。
純は、ゲイ・パートナーのマコトさん（谷原）に彼女が出来た話をし、「今日でマコトさんと会うのをやめにしたい」と伝える。SNSの相談相手・ファーレンハイト（声・小野賢章）にも三浦さんのことを話す。デートを重ねるうち、純は三浦さんと自宅で勉強することになる。母・陽子（安藤玉恵）が留守の間、ムードは最高潮に達し、純は三浦さんを抱きしめるが……。
