タモリ「お遍路をしたい心境になってきた」鳴門で心静かに実地体験『ブラタモリ』

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街歩きの達人タモリが“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る『ブラタモリ』(NHK総合、毎週土曜19:30~)。3月16日の放送は、タモリと林田理沙アナウンサーが、「渦潮」で有名な徳島県・鳴門市を訪れる。

鳴門市は、兵庫県の淡路島と鳴門海峡をはさんで差し向かいで、大鳴門橋までつくられた四国の玄関口。実は橋ができるずっと前から、四国に来る旅人の多くが足を踏み入れた場所だという。

激しく危険な渦潮があるのに、なぜそんな重要な場所なのか――。そこには鳴門海峡の横にあるもうひとつの「細長い海峡」と、四国の内部まで続く街道があったから。そのいずれもが全国レベルのダイナミックな大地の動きによって生まれたものだったというが、それはどういうことなのか。「渦潮」さえも生み出したという、衝撃の事実が次々と明かされ、タモリも大興奮する。

鳴門が玄関口になったおかげで、四国には大勢の旅人「お遍路さん」が訪れることに。鳴門は四国八十八ヶ所の最初の霊場(札所)がある場所で、タモリも遍路衣装を身にまとい、心静かに実地体験。「お遍路をしたい心境になってきた」とつい本音を漏らす一幕も。

また、お遍路が鳴門にもたらしたもののひとつが「焼き物」。その意外な使用目的や斬新すぎる製作方法に迫る。

お遍路をもてなす「お接待」という文化が根付いた鳴門。人々にもてなされた中には、お遍路さんだけでなく、なんと外国人もいたという。およそ100年前、鳴門を舞台に行われた心温まる交流秘話、日本で最初に演奏された名曲が明かされる。

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