ストックホルムに到着した金栗四三、海外選手との明らかな差と孤独に滅入り…『いだてん』第10話

公開: 更新:

中村勘九郎阿部サダヲが主演を務める大河ドラマ『 いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。3月10日に放送される第10話「真夏の夜の夢」では、オリンピックの開催地・ストックホルムに到着した金栗四三(中村)らの苦悩が描かれる。

宮藤官九郎が脚本を務める本作は、日本で初めてオリンピックに参加した四三と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部)が主人公。日本が初めて参加し、大惨敗を喫した1912年の「ストックホルム」、幻となった1940年の「東京」と敗戦、復興、そして平和への祈り。1964年の東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を豪華キャストで紡いでいく。

ストックホルムに到着した四三だが、夜になっても明るい白夜に苦しめられる。大森兵蔵(竹野内豊)の体調が芳しくないため、四三は弥彦(生田斗真)と共に自分たちだけでトレーニングを開始。だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差と孤独に滅入っていく。そしてついに、正気を失った弥彦がとんでもない行為を……。

その頃、若き日の古今亭志ん生・孝蔵(森山未來)は「朝太」に。円喬(松尾スズキ)の話術を必死に盗もうと取り組むが、その凄さに圧倒される。

PICK UP