小川沙良

女優の小川紗良さんが、NHK連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合、月曜~土曜8:00~)に、ヒロイン・福子(安藤サクラ)と夫・萬平(長谷川博己)の娘・立花幸として3月4日(月)放送回より登場します。

本作は、インスタントラーメンを世に送り出した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)と妻・仁子(まさこ)の夫妻の半生をモデルにした物語で、戦前から高度経済成長時代にかけて懸命に生き抜く夫婦の成功と人間模様が描かれます。

21歳に成長した幸を演じる小川さんは、女優業のほか、監督・執筆の分野でも活躍中で「インディーズ映画の若き女王」という異名を持つ現役女子大生。そんな彼女に、連続テレビ小説への思いや、作品の魅力、幸の役どころなどについて、たっぷり語っていただきました。

――『まれ』に続いて『まんぷく』への出演! 決まった時の感想は?

『まれ』の時は、少しの出演だったので、本格的に出演するのは、今回が“初めて”という気持ちです。おじいちゃん、おばあちゃんっ子だった私は、今回のオーディションで「祖父母が元気なうちに出演したい」と自己PRをしました。田舎に住んでいる祖父母は、私が映画に出たりすると、東京や地方の上映会などに足を運んで観に来てくれるんですが、移動が遠いと、お年寄りにとってはやはり大変で……。でも、連続テレビ小説なら自宅で観てもらえるので、出演が決まった時はとても嬉しかったです。

――ご自身にとって連続テレビ小説とはどんな存在ですか?

小さい頃から連続テレビ小説を観て育ったので特別な思いはあります。一日の始まり方って、すごく大切だと考えていて、寝起きの状態や朝ごはんでコンディションが整うといいますか。なので、連続テレビ小説の枠は、朝、気持ちよく「おはよう」といって、スタートするための時間で、日本全国の一日のはじまりをよくしてくれるような枠だと思います。

――『まんぷく』という作品についてどんな印象を?

「食べること」がひとつテーマにあると思いますが、食べることは人間の基本的な大事な部分です。そこを、すごく明るく面白く伝えてくれるドラマだと思います。

――立花幸はどんな女の子ですか?

今回、21歳の幸の役を演じるのですが、今私は22歳で、この時期特有の「もう少しで社会に出るけど、まだやりたいことがある」といった、若者らしい葛藤のような気持ちにとても共感しています。私も、もうすぐ大学を卒業してこれから社会へ出るので、幸と、ほぼ同じ目線で、最後の若者の時間を思いっきり楽しんでいる、という感覚です。

――現場で大切にしていることは?

今回、成長した幸として、皆さんの撮影現場に参加するので、いかに早く演者の皆さんとなじめるか、ということを一番に考えました。実際、安藤さんや長谷川さん、松坂さん達は、すごく和やかであたたかい雰囲気で迎えてくださり、ちょっとした時間でも、皆さんと会話をして過ごしています。

――幸は外国人との恋愛も。1970年代という時代では珍しい?

私は、国際科の高校だったので留学生や帰国子女が周りに多くて、そういう方たちと過ごす楽しさを知りました。幸も、1970年に大阪万博が開催され、そこで外国人と仲良くなり、写真を撮ったり会話をしたりと交流を深めます。高校生の時に自分の世界が広がったように、幸にも同じような「心の高揚」があったんじゃないのかな、と思うので、その時のことを思い出しながら演じました。幸の両親も、母は英語を話せて、父は新しいものを作ろうとしている二人なので、幸が外国人と交流を楽しむというのは、自然な流れなのかな。自由なマインドに育ったのではないかと思います。

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