菜々緒、イヤミスの女王・真梨幸子と愛猫の関係性に「お互いを思いあっている姿にぐっときた」

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イヤミス(後味の悪い結末、イヤな気持ちになるミステリー小説)の女王と称される作家の真梨幸子と2匹の愛猫が、2月25日(月)23時からEテレで放送される『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』に出演。菜々緒が朗読を担当する。

同番組は、書下ろしのエッセイ・小説などを作家たちに依頼し、自由気ままな猫の姿と、彼ら彼女らを愛し同時に翻弄される(?)作家たちの生活を映像化。空前の猫ブームともいえる今だからこそ、微笑ましくも愛おしい、猫と作家の物語を届ける。

真梨を癒しつつも振りまわす愛猫、マリモ(3歳)とモナミ(1歳)。2匹のメス猫に出会い、その日常は一変したという。気ままな一人暮らしだったはずが、今やすべて猫中心に。執筆の邪魔をされるからと仕事場を借り、青森への出張も日帰りにするという。だが真梨の思いを知ってか知らずか、2匹はケンカばかり。すったもんだの女性ばかりの生活は?

番組紹介サイト(もっとNHKドキュメンタリー)には菜々緒のレビューが掲載。「声優など声のお仕事は最近多いのですが、作家の方の文章を読ませていただくのは、ほぼ初めてでした。ただ、わたしもネコを飼っていたことがあったので、飼い主の心情もネコちゃんたちの気持ちもすごくよくわかって、読んでいてうるっときちゃいました。真梨さんの普段書いてらっしゃる小説がわりとドロドロした内容のものだとお聞きしてすごく意外でした。今回の書き下ろしの文章は、日常の場面だけど、こまやかな描写もあって、ネコちゃんたちへの愛情もあふれていて、作家という方の書く文章はさすがだな、と。普段、ミステリーなどの小説を手に取る機会は少ないのですが、お芝居でセリフを言うときと比べると、自分が言葉で発するものと読むときでは温度差があって、文章の力みたいなものを感じました。読んでいると真梨さんとマリモちゃんとモナミちゃんの映像が頭にぱっと浮かぶんですよね。マリモちゃんはネコらしいネコ、モナミちゃんはワンちゃんよりなんじゃないかな、と勝手に分析したり。飼い主である真梨さんと2匹のネコの間にはいろいろな関係性があるんだけど、お互いを思いあっている姿にぐっときました」と振り返る。

また、「飼い主と飼い猫の間にある家族の絆とか愛情がぎゅっとつまった作品になっていると思いますので、ネコ好きの方にぜひご覧いただきたいですね」とアピールした。

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