西郷隆盛、自ら立つ決断を…鈴木亮平「切ないという言葉に尽きる回」

公開:

鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。12月2日に放送される第45話「西郷立つ」では、西郷隆盛(鈴木)が私学校の生徒たちの行動でついにある決断をする。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

西郷が創立した私学校には続々と若者たちが集結。一方、それを警戒する大久保(瑛太)と川路(泉澤祐希)は、薩摩に密偵を送り込む。その頃、各地で不平士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちは暴発寸前だった。西郷はその思いを何とか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が勃発。西郷はついに自らが立つことを決断する。

鈴木は公式サイトの「西郷どんの目線」で、「第45回で鹿児島に下野してから、いい意味で“適当”になりたいと思っていました。年を重ねて引退したおじさんの適当さをうまく出せたらいいなと思い、演出陣とも相談しまして『よかよか』という言葉を多用しています。そんなゆるやかな日々から始まる第45回ですが、高低差の激しい展開になっています。私学校というユートピアが育っていたある日、どうにもならない事件が勃発し、厳しい現実を突きつけられる……。『切ない』という言葉に尽きる回です。そこで西郷さんはどんな天命を仰ぐのか?『敬天愛人』の言葉を残した西郷さんの心のうちを、ぜひ感じていただきたいです」とアピールしている。

PICK UP