阿部寛と常盤貴子で山田洋次監督の名作映画をドラマ化!『遙かなる山の呼び声』

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山田洋次監督の名作映画『遙かなる山の呼び声』を38年の年月を経て、阿部寛常盤貴子でドラマ化したスーパープレミアムスペシャルドラマ『遙かなる山の呼び声』(BSプレミアム)が、11月24日21時から放送される。

夫を失いながらも酪農に夢と生涯を掛ける女性と、悲運な宿命を負った男との出会いと別れを北海道の大自然を舞台に、ダイナミックかつ感動的に描く本作。原作映画では、高倉健が演じた主演の田島耕作役を阿部、倍賞千恵子が演じた厳しい北海道の地で懸命に酪農を続ける風見民子役を常盤が演じる。名作映画のテーマを踏襲しながらも、原作には無いキャラクターの登場や要素を加え、4Kの美しい映像で放送する。

北海道の中標津という小さな町で、民子は息子・武志を育てながら、義父の吉雄(中原丈雄)と共に完全放牧の酪農を続けていた。夫の精二が数年前に交通事故で亡くなってから牧場の規模を縮小し、家族3人何とか生計を立てている。

2018年春、夕方から激しい嵐になった日、親戚の葬儀に出かけていた吉雄がずぶ濡れになって帰宅。路上でバイクが故障し難儀していた見ず知らずの男を車に乗せて来て、今夜だけ納屋にでも泊めてやってくれと言う。民子が訝しがるが、玄関に現れたのはびしょ濡れの大男(阿部)であった。嵐がウソのように晴れた翌朝に、忙しい家事を終えて牛舎に向かった民子が見たのは、慣れた手つきで牛の世話をする男の姿で……。

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