鈴木亮平「決断に注目して」西郷隆盛、新政府に協力も大久保に反発

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鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。10月28日に放送される第40話「波乱の新政府」では、鈴木演じる西郷隆盛が新政府に協力することを決め東京に向かうが、瑛太演じる大久保一蔵の考えに反発するようになる。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

新政府への不満が高まる中、大久保(瑛太)と岩倉(笑福亭鶴瓶)は、薩摩の久光(青木崇高)に上京を促す。大久保の態度に激怒する久光は固辞。大久保は、藩を完全になくす「廃藩置県」を断行しようとしていた。

隆盛は新政府に協力することを決め東京へ。しかし、各地の反乱を恐れた政府内はまとまらず、しれつな権力闘争が繰り広げられていて……。役人たちのぜいたく三昧な日々に嫌悪する西郷は、大久保の進め方にも反発する。

鈴木は公式サイトの「西郷どんの目線」で、「鹿児島から東京へのぼり、再び政の中心へ——。とはいえ隆盛には、どこか遠慮があるように思います。一度は政治から逃げた自分であるから、決して中心に立つ感覚ではなく、一蔵どんが動かしている国づくりをサポートしたいという思いです。だからこそ、新政府を動かす為政家たちを目にして感じる“違和感”があるのかもしれません。戊辰の戦で犠牲にした約8500人もの魂を背負って生きる立場として、何を感じるのか……。友情の奥で揺れ動く思い、たどり着く隆盛の決断に、ぜひご注目ください!」とアピールしている。

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