超高級品も人気!空前のマヨネーズブームに迫る

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所ジョージ木村佳乃がMCを務める『所さん!大変ですよ』(NHK総合、毎週木曜20:15~)。10月4日の放送は、社会の片隅で起きている、小さいけれど見過ごせない“事件”の意外な真相を徹底調査する「なぜか大人気!?超高級マヨネーズの謎」をおくる。

鹿児島県の山間で育てられている卵は、1個100円。鶏は放し飼いで、エサは完全無農薬。ストレスなく育った鶏が産む卵を、さらに凍るギリギリの温度で「熟成」させ、うまみを凝縮させている。実はこの卵を使って作る超高級マヨネーズが大人気で、生産が追いつかないほど売れに売れているという。調べてみると、いま、特にシニアの間で空前のマヨネーズブームが起きていることが判明。近年消費量が増え続け、昨年は過去最高を記録したとのだとか。

背景にあるのは、なんと「カット野菜」の人気。カット野菜などサラダ類の売り上げは急伸し、家計調査でも10年前に比べ、2倍近くに。ある高齢者夫婦は、「夫婦2人だけだとカット野菜が手間いらずで効率的」「煮物などの和食は塩分のとり過ぎになる」と、3食カット野菜ということすらあるという。そこで、欠かせないのがマヨネーズというわけだ。

そんな食卓の変化は、子育て世帯でも顕著に。ある家庭では、子どもたちがピザやパスタ、パンなど、味がついている主食を好み、白米を出しても残すため、米が食卓からほぼ姿を消している。また、「せっかくの家族団らん、楽しい食卓にしたいから、好き嫌いをなくそうとガミガミ言いたくない」という考え方も広がっていて、学校現場でも、米かパンかを自由に選べる給食が導入されているそう。そこで今回は、激変する現代日本の食卓、その衝撃の実態をリポートする。

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