小栗旬と水川あさみ演じる龍馬夫妻は「先進的なカップルで、まるで未来人を見ているよう」と鈴木亮平

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鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。9月2日は、第33話「糸の誓い」が放送される。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(=吉之助/鈴木)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

第33話では、薩長同盟が結ばれた直後、寺田屋で襲われ負傷した坂本龍馬(小栗旬)は薩摩藩に保護され、お龍(水川あさみ)とともに療養のため鹿児島に渡り西郷家を訪問。吉之助(鈴木)の妻・糸(黒木華)は、龍馬とお龍の奔放で大胆な行動に驚かされる。吉之助といまだに夫婦らしい時間を持てていない糸は、お龍の龍馬へのまっすぐな愛に心を動かされ……。一方、幕府が第二次長州征伐に動き出す中、薩摩藩はイギリス公使パークスを迎える。

公式サイトの「西郷どんの目線」で鈴木は、「今度はお龍さんも連れだって、坂本さぁ夫婦が西郷家にやってきます。この2人、時代の一歩先を行く先進的なカップルで、まるで未来人を見ているようでした(笑)。吉之助&糸どんとはちょっと違う夫婦関係に、僕らがどう戸惑い、影響されるかをどうぞお楽しみに……!」とコメント。

続けて「吉之助にとって初めての外交シーンもあります。イギリス公使パークスとの会談です。ただ誠実さを伝えるだけでなく、いかに対等に向き合うかを考えた時、僕としては、一度こちらの立場に立って考えてもらうことを大事にしました。実はこれ、僕の留学経験に基づいたものでもあります。吉之助は相手の立場に立って考えられる人なので、きっとそういう交渉ができる人だと思うんです。イギリスの「騎士道」と日本の「武士道」、それぞれの文化で生きてきた人間同士がどうやって交渉を実現させるのか? そんな“吉之助流外交”も注目していただきたいです」とアピールしている。

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