NEWSの加藤シゲアキがメインMCを担当する『いのちのうたフェス』（NHK総合）が8月6日（月）23時55分から放送される。

同番組は、NHK広島放送局が2008年より制作している音楽番組。未来に平和への想いをつないでいくため、「歌」や「エンターテインメント」の力で、ひとりでも多くの若い世代に「平和について考えるきっかけ」を届けるが、今回から若い世代に人気のアーティストが集う音楽フェスにリニューアル。夏の広島から「いのちの尊さ・平和への想い」を伝える。

加藤がメインMCを務めるのは、昨年に続き2回目。収録は7月5日に広島文化学園HBGホールで行われ、音楽フェス好きとして知られるハライチと会場を盛り上げた。また、加藤はロケも挑戦。被爆者の証言を聞きとり絵画として表現している広島の高校生たちを訪ね、「戦争の記憶をつないでいくこと」の大切さを高校生と共有する。

そして、アーティスト陣には、手越祐也（NEWS）をはじめ、STU48、コトリンゴ、高橋優、miwa、Little Glee Monsterが出演。

手越は、命のつながりをテーマにした竹内まりやの曲「いのちの歌」を広島の子どもたちと歌唱。手越の祖母はかつて広島県呉市に住んでおり、手越自身も子どもの頃からよく呉を訪れていたという。ロケでは昭和20年7月の呉空襲の激しさを体験者に聞き、空襲当時、小学生だった祖母の戦争体験に思いをはせる。また、番組あてに曲のリクエストを送った呉市の女子中学生をサプライズで訪ね、手越自身が想いを込めて歌うことを直接伝えにいく。

Little Glee Monster、STU48も、戦争の記憶をつなぐため活動する広島の若い世代に会いにいくことに。miwaは、美空ひばりが広島の惨禍を歌った「一本の鉛筆」をギター演奏とともにリスペクトカバー。高橋は広島のために作ったという曲「微笑みのリズム」を熱唱する。

ちなみに、中国地方では7月30日に先行放送されており、全国放送は、8月6日（月）23時55分～、ワールドプレミアムでは8月11日（土）8時15分（※日本時間）から放送される。