吉之助が崖っぷち!? 鈴木亮平、「敬天愛人」と名づけてもいいほどの回

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鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。6月24日は、第24話「地の果てにて」が放送される。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(鈴木)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

第24話「地の果てにて」では、徳之島に流された吉之助のもとに、愛加那(二階堂ふみ)が2人の幼子を連れてやってくる。愛加那たちと徳之島でつかの間の穏やかな日々を過ごすが、吉之助はさらに沖永良部島への遠島を命じられる。

そこは薩摩から遥か遠く、重罪人だけが流される地の果てだった。しかも、野ざらしの牢に入れられるという極めて異例の極刑。その牢に酒に酔った謎の男、川口雪蓬(石橋蓮司)が現れる。

公式サイトの「西郷どんの目線」で鈴木は、「徳之島に流されて、つかの間の家族との再会。ものすごく幸せな時間を経て、そこから地獄のような時間を経験します。その間、吉之助はずっと“天”と会話をしています。正助さんが自分に言った『天がおはんを生かしたとじゃ』という言葉の意味を、ずっと確かめているように思うのです。天には意思があるのか? 本当に自分は生かされているのか? 天命というものはあるのか? 生と死の崖っぷちに立ったまま、ある意味、天を試しているような吉之助がいます。そうして、死の影がすぐそこに迫った時、吉之助は一体、何に助けられるのか……? 西郷さんの座右の銘である『敬天愛人』と名づけてもいいほどの回だと思います」とコメントを寄せている。

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