タモリ、自身の名前のルーツが山口県萩にあった!“奇妙なご縁”に大興奮

公開:

街歩きの達人・タモリが、“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る『ブラタモリ』(NHK総合、毎週土曜19:30~)。5月26日の放送は、タモリと林田理沙アナウンサーが山口県の萩を訪れる。

萩といえば、明治維新で活躍した英雄たちを輩出した毛利37万石の城下町。江戸時代の美しい町並みを求めてやってくる観光客は年間240万におよび、平成27年には城跡や武家屋敷などがそのまま残っていることから、「世界文化遺産」にも認定された。

だが萩は、江戸時代の初めまで人がほとんど住んでいなかったらしく、大きな川がつくりだしたあまり地盤のよくない三角州に一からつくられた城下町だそう。どうしてそんな町が、世界遺産になったのか――。そこには地形や地質が大きく関わっているらしく、タモリが萩の町の秘密を解き明かしていく。

まず向かったのは、白壁がつづく萩ならではの町並み。萩が生んだ幕末の風雲児・高杉晋作旧宅の前で、タモリが萩の町づくりのスゴさに気付く。また、タモリの名前のルーツは萩にあったそうで、城下町の片隅で見つけた石碑が物語る「奇妙なご縁」に大興奮する。

続けて、藩校・明倫館の敷地を訪問。そこで、明治時代以降も古い町並みが萩に残った理由が判明する。お殿様気分のタモリが発見した、町づくりの決め手となった謎の石の正体は?

さらに萩のシンボル・反射炉へ。日本に3ヶ所しか残っていないという貴重な施設も、実は失敗作だったそう。それでも世界遺産になったのは、長州の「心意気」のおかげらしいが……。ほか、萩の名物でもある夏みかん、ウニやアワビの海産物と、世界遺産の意外な関係も明らかになる。

PICK UP