高橋一生、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の「出会いと別れ」をナビゲート

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5月13日(日)の『NHKスペシャル』(NHK総合、21:00~)では、「人類誕生」の第2集「最強ライバルとの出会い そして別れ」が放送。高橋一生が番組ナビゲーターを務める。

ありふれたアフリカの生き物に過ぎなかったサルが、なぜ700万年の間にヒトへと進化できたのか。驚きと謎に満ちた人類進化の壮大な物語を、最新科学で解き明かすシリーズ「人類誕生」。番組では、人類が進化の階段を上るときに起きた重大な場面を、実写と見まごう超高精細なCGでドラマ化。あたかも人類の「偉大な旅=グレートジャーニー」に同行し、進化の一場面を目撃したかのような視聴体験を届けていく。4月8日に放送された第1集「こうしてヒトが生まれた」に続いて、第2集が放送される。

およそ20万年前に生まれたホモ・サピエンスは、アフリカを旅立ち中東へと足を踏み入れた。そこで待っていたのは、別種の人類ネアンデルタール人との出会い。最新のDNA解析により、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスが交配していたことが判明。さらに彼らから獲得した遺伝子が、私たちの進化に大きく貢献したことも分かってきた。屈強な体を武器に、大型の獲物を仕留めるハンターだったネアンデルタール人。しかし、不思議なことに1万数千年後にはネアンデルタール人は絶滅してしまう。生き残ったのは、華奢な体のサピエンスだった。なぜ私たちの祖先だけが生き残ることができたのか? カギを握っていたのは、ホモ・サピエンスの「弱さ」と、それを補うために進化させた、ある力だった。ネアンデルタール人とホモ・サピエンスがヨーロッパで繰り広げた大逆転劇。その全貌を明らかにする。

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