同性パートナーシップ制度「どんなことができる?」3年目の現状『ハートネットTV』

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LGBTへの理解を広げようと様々なイベントが開かれる4月下旬から5月、『ハートネットTV』(Eテレ、毎週月~木曜20:00)ではキャンペーン「にじいろWeek」として、様々な切り口でセクシュアルマイノリティについて考えていく。5月1日(火)と2日(水)の放送は、レズビアンやゲイといった「同性カップル」がテーマ。

2015年に渋谷区・世田谷区が開始した「パートナーシップ制度」。法的拘束力はほぼないものの、日本で初めて同性カップルを婚姻に近い関係として公に証明する制度だ。現在、7自治体が導入し、大阪市も今年度導入予定と表明しているが、取得者は全国でまだおよそ150組程度と限定的。開始から3年目を迎えるいま、制度は何をもたらし、どこに向かうのか。

1日の放送では、「“ふうふ”の証明~同性パートナーシップ制度はいま~」と題して、実際に制度を利用したゲイカップルを直撃取材。「自分で自分を認められなかった」という男性の心に、ある変化が起きたという。一方で多くの地域では、まだ制度が導入されていなかったり、制度の内容にばらつきがあったりするのが現状だ。生活面での不安を抱えるあるレズビアンカップルは、自分たちでできることを探そうと、動き始めた。パートナーシップ制度でできることできないこと、利用できる民間サービスなど、制度開始3年目の現状をとことん伝える。

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