タモリが赤ちゃんに?お母さんのお腹の中体験

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3月18日(日)の『NHKスペシャル』(NHK総合、21:00)は、「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク」の第6集「“生命誕生” 見えた!母と子 ミクロの会話」を放送。司会は、タモリとノーベル賞受賞者の山中伸弥氏が担当する。

体中の臓器がお互いに情報を交換することで私たちの体は成り立っている。そんな新しい「人体観」を、最先端の電子顕微鏡映像やコンピューターグラフィックスを駆使して伝えるシリーズ「人体」。第6集のテーマは“生命誕生”だ。

母親の胎内で赤ちゃんはどうやって成長していくのか。実は、たった一つの受精卵が赤ちゃんに育つプロセスこそ、細胞が発する“メッセージ物質”が大活躍する舞台であることが最先端の研究で分かってきた。最初に生まれる臓器は心臓。その後、細胞同士が次々とメッセージ物質を交わしながら、ひとりでに体が作られていく神秘的な様子が浮かび上がってきたのだ。

さらに、胎内の赤ちゃんがメッセージ物質を使って、母親とまるで会話をするように情報をやりとりしていることも明らかに。いま、こうした胎内のメカニズムに学び、人工の臓器を作る研究も加速している。これまでほとんど知られていなかった生命誕生の壮大なドラマに迫る。

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