3月7日放送の『ねほりんぱほりん』（NHK Eテレ、毎週水曜23:00～）は、ともに介護士として働く30代夫婦がゲストで登場し、介護業界の裏側を明かす。

『ねほりんぱほりん』は、顔出しNGの訳ありゲストはブタに、聞き手の山里亮太とYOUがモグラの人形に扮することで、「そんなこと聞いちゃっていいの？」という話を“ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。作り込まれた人形劇と、聞いたこともないような人生の“裏話”が合体した異色の番組だ。

介護の仕事では、暴言や暴力は日常茶飯事で、介護したつもりが虐待だと家族に通報されることもあるという。深夜に何度も呼び出され、尽くした利用者にのどを蹴られたときには思わず殺意に似た感情を覚えたのだとか。

それでも自分が必要とされることが嬉しくて、「ありがとう」のひと言を糧にふんばっているが、高くはない給料に、妻が妊娠したときには将来の不安からうつになったこともあるといい……。