松本幸四郎「草間彌生の作品は歌舞伎の美しさにも共通…」

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歌舞伎俳優の松本幸四郎と芸術家の草間彌生が、2月17日放送の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(NHK Eテレ、毎週土曜22:00~)に出演する。

同番組は、異なる分野で活躍する2人の“達人”が、番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを“スイッチ”しながら、それぞれの「仕事の極意」について語り合い、発見し合うクロス×インタビュー。今回は、親子三代の襲名披露が話題になった幸四郎と、水玉の作品で知られる世界的な前衛芸術家・草間が、表現にかける願いと愛を伝える事について語り合った。

かねてから草間作品のファンで、その作品の美しさは歌舞伎の美しさにも共通すると考える幸四郎。今年歌舞伎座で披露された草間がデザインした祝幕は、幸四郎自ら草間に依頼したものだ。前半は幸四郎が草間の創作現場に向かい、今でも1日1作品を仕上げる日があるという草間の創作エネルギーについて尋ねた。それに対して草間は「少しでもすばらしい作品を後世に残したい気持ちが自分を動かす」と語る。

後半は草間が歌舞伎座へ。歌舞伎の新境地を開くアイディアを次々と生み出している幸四郎は、その秘訣について「現実逃避力がエネルギーになる」と語る。その真意とは? お互いへのリスペクトを打ち明けたふたりの話、最後は草間から幸四郎に「いっしょに闘っていきましょうね」という熱いエールが送られた。

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