タモリ、有馬温泉を愛した豊臣秀吉の革命的な入浴法に迫る『ブラタモリ』

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街歩きの達人・タモリが、“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る『ブラタモリ』(NHK総合、毎週土曜19:30)。2月3日の放送は、タモリが有馬温泉を訪れる。

今回の舞台は、「関西の奥座敷」として知られる、神戸市の有馬温泉。六甲山の北側にあるわずか1km四方のちいさな温泉街だが、訪れる人は年間180万にも及ぶそう。しかもその人気は1400年も前からずっと続いているらしい。今回は、なぜ有馬温泉がそんなに人気なのか、日本でも指折りの歴史を誇る温泉のいろんな不思議を、タモリが湯の町をブラブラ歩きながら解き明かしていく。

まずは、タモリは有馬温泉を代表する公衆浴場「金の湯」へ。「赤い湯」が特徴で、その鮮やかさから“金の湯”とも称された有馬のお湯は、『日本書紀』に登場以来、時の権力者から庶民まで様々な人に愛されてきたそう。また、海水の1.5倍という国内トップクラスの濃度をほこる「塩分」や「炭酸」も有馬温泉の特徴とのことで、タモリが金の湯の源泉で、炭酸水作りに挑戦する。

またこういった特色から有馬は人気の温泉地となったが、有馬温泉の周辺には、温泉にはつきものの火山がまったくない。なぜこんな特色豊かなお湯が湧くのか――その秘密を解くためにタモリは工事現場に潜入。

さらに、有馬温泉を愛するあまり町を改造してしまった豊臣秀吉が生みだした革命的な入浴法にも迫ることに。ほか、明治以降に「炭酸」を使って生み出された名物を堪能する。

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