安藤サクラ、家族の後押しで朝ドラヒロイン決意『まんぷく』

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安藤サクラが、平成30年度後期連続テレビ小説『まんぷく』(NHK)のヒロインに決定。1月31日に、大阪放送局と渋谷・NHK放送センターにて発表会見が行われた。

本作は、インスタントラーメンを世に送り出した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)と妻・仁子(まさこ)の夫妻をモデルにした物語。脚本は、大ヒットドラマ『ガリレオ』シリーズや、NHK大河ドラマ『龍馬伝』を手掛けた福田靖が担当する。

ヒロインの今井福子役を務める安藤は、“朝ドラ史上初のママさんヒロイン”。昨年6月に長女を出産した彼女は、10月にオファーを聞いたそうだが、「すごく憧れていた朝ドラだけど、私は子どもを産んだし、この世界にはご縁がなかったな、なんてことをしみじみと思っていましたが、ヒロインのお話を聞いて、最初はもう全くやれる気もしなかった」と振り返った。

続けて、「こんなことがあったというのは自分の人生のものすごいビックニュース。なかなか人には言えないニュースだけど夫には伝えてみようと。きっとおもしろがってくれるなという気持ちで伝えたら、いけるかもしれないよ、考えてごらんと言われて。しだいに“現実的でなくてもいいから、ちょっと面白いから、ばかなふりをしてやってみようという気持ちでいろんなこと考えてみなよ”と、ものすごく夫に背中を押されました。それから家族に相談をしたら、みんなから“なんでやらないの?”という答えが返ってきて。夫の母、義理の母には“これをやらないんだったら、仕事やめちゃいなさい”とすごく強い言葉をもらって、女優をやっていて、3人子どもを育ててきた義理の母がそう言ったっていうのはものすごく、心強くて。また私の母は仕事しながら私を育てて、私はそこに対して何の疑問も抱いていなくて、今とっても幸せなので。自分たちの家族に励まされて、まず少しやってみようかなという気持ちになりました」と決意するまでの敬意を明かした。

そして、「『まんぷく』の皆さまにお会いしたときに、とても暖かく迎えてくださって、私も私の娘のことも含めて迎えてくださったので、覚悟を決めてお返事をしました。すごく時間がかかってしまったのですが、そういう意味では今はもう“いざ出陣”というような気持ちで、覚悟を決めさせていただきました」と、笑顔を見せた。

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