草なぎ剛「自由にモノが言える自由な社会とは何か…」実録ドラマに主演

公開:

草なぎ剛が出演する『NHKスペシャル 未解決事件 file.06 赤報隊事件』(NHK総合)の「第1夜~実録ドラマ~」が、1月27日19:30から放送される。

日本中に大きな衝撃を与え、今なお生々しい記憶を残す「未解決事件」を徹底検証し、未来へのカギを探るシリーズの第6弾として、31年前、日本を震撼させた“言論へのテロ事件”「赤報隊事件(朝日新聞襲撃事件)」を、1月27日放送の「実録ドラマ」と1月28日放送の「ドキュメンタリー」の2夜連続で取り上げる。

「実録ドラマ」では、草なぎと上地雄輔が朝日新聞特命取材班記者役を演じることに。ほか、堀内敬子、長谷川朝晴、中越典子、丸山智己、松澤一之、宮川一朗太、村田雄浩らが出演する。

1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に突如、目出し帽の男が進入し散弾銃を発砲。記者2名が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、そして中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など事件は全国に拡大。のべ124万人の捜査員が投入されたが、15年前、全ての事件が未解決のまま時効を迎えた。犯人は何者で、なぜ事件は未解決に終わったのか――。1夜目は、NHKが入手した極秘資料や関係者の証言をもとに、「実録ドラマ」で知られざる事件の闇に迫る。

特命取材班の中心人物で、真相の解明に記者人生をかけた主人公・樋田毅記者を演じる草なぎは、「阪神支局の事件が起きた時、僕は中学生でした。事件について詳しく知らなかったのですが、知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました。この社会に暮らしている一人として、ドラマを通して少しでも皆さんに考えてもらうきっかけが作れたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。草なぎがどんな演技で物語を彩るのか、注目したい。

PICK UP