瀬戸康史、「ティファニーで朝食を」のカポーティの思い出ケーキに挑戦

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12月18日の『グレーテルのかまど second season』(Eテレ、毎週月曜22:00)は、「カポーティのクリスマスフルーツケーキ」と題して放送。同番組では、瀬戸康史がナビゲーターの15代ヘンゼルとして、スイーツにまつわる不思議な物語を届けていく。

「ティファニーで朝食を」「冷血」などで知られるアメリカの作家トルーマン・カポーティ。19歳で華々しくデビューしたが、晩年は不安や孤独にさいなまれ、酒とドラッグにおぼれてゆく。スキャンダラスな言動で注目を集める存在でもあった。

彼が生涯大切にした、幼い日のケーキ作りの記憶を綴った短編が「クリスマスの思い出」。カポーティにインスパイアされた作品を制作してきた銅版画家の山本容子さんは、この短編には、彼が本来持っていたむくで繊細な心が色濃く表れていると言う。

番組では、カポーティの両親が離婚、預けられた親戚の家で出会った年の離れたいとこ・スックと2人で焼きあげた、南部アメリカ伝統のフルーツケーキの物語をひもといていく。

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