イグ・ノーベル賞、吉澤和徳さんが雌雄が逆転する昆虫を研究で受賞!

公開:

最先端の科学と技術を紹介するテレビ番組『サイエンスZERO』(Eテレ、毎週日曜23:30)。10月22日は「奇想天外!笑って考える科学 イグ・ノーベル賞2017」を放送。アメリカで行われた授賞式のにぎわいを交えながら、笑えて深い科学の魅力に迫る。

今年も「あの」世界的な科学賞が発表となった。それはイグ・ノーベル賞。「イグ(ig)」とは、打ち消しの意味の接頭語で「ignoble(品がない)」にもかかっている。そんな、誰も真似しない奇想天外な研究に送られるイグ・ノーベル賞だが、今年、11年連続で日本人が受賞した。

生物学賞の吉澤和徳さん(北海道大学准教授 )が迫ったのは、大きさ、わずか数ミリのチャタテムシ。雌雄の交尾器の形が逆転するという驚きの昆虫を発見。「性」の常識を覆し、その奥深さを最認識させたと賞賛された。その他、「コーヒーをこぼさないカップの持ち方」「猫は液体?」など、ひとクセもふたクセもある研究内容を徹底解説。スタジオでは、 南沢奈央が「コーヒーがこぼれない究極の運び方 」を体験する。

PICK UP