秀吉も「九州の一物」と絶賛!戦国武将・立花宗茂の“逆境に勝つ方法”とは?

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仕事で悩んだり、壁にぶつかったり……。そんな悩みを解決すべく、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(NHKEテレ、毎週火曜22時)。8月29日は、「“ゼロ”からの復活術!~戦国武将・立花宗茂 逆境に勝つ方法~」と題して放送する。

関ヶ原の戦いに敗れ領地を没収された西軍方で、ただ一人、元の領地を回復した戦国武将がいる。福岡・柳川の立花宗茂だ。豊臣秀吉が、「九州の一物」とその武勇を絶賛した名将だった。しかしその人生は関ヶ原で暗転! 6年にわたるどん底の浪人生活に陥る。会社でいえば“倒産”の危機から、宗茂はどのように奇跡の復活を遂げたのか?

今年、宗茂が家臣に与えたよろいの袖が発見された。そこから浮かび上がったのは、宗茂と家臣たちの固い結束。さらに宗茂は、食べ物にも困る暮らしの中で、弓や茶道の“自分磨き”を決して怠らなかったことが分かってきた。徳川幕府では、3代将軍・家光の供として狂言や和歌の芸事に活躍。将軍臨席の酒宴に出席できた時には、「5か国を取ったほどに等しい!」と喜んだ。武の誉れから一流の芸事へ、時代に応じた変化をいとわず、大勢の大名から抜きんでた存在であり続けた宗茂。逆境に次ぐ逆境をはねのける、知恵の真髄に迫る。

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