日本のカレー史と伝統の味ホテルカレーの秘密を紐解く

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新たな趣味のきっかけに役立つ番組『趣味どきっ!』(Eテレ、毎週月~水曜21:30)。毎週火曜日シリーズは「もっとディープに!カレーの世界」と銘打ち、講師にカレー研究家の水野仁輔を迎え、バリエーションに富んだカレーレシピを紹介する。

いまや日本人の「国民食」といわれているカレー。講師の水野は、様々な切り口でカレーを研究し、レシピを考案。カレー関係書籍はすでに40冊以上。毎年インドを旅し、旺盛な吸収力でさらにカレーの迷宮を旅しているというまさにカレーのスペシャリストだ。

7月4日放送の第5回「超絶技巧に迫る!歴史が刻まれたホテルカレーの技」では、俳優の鈴木浩介と、エスニック料理大好きというタレントのラブリをゲストに招き、こだわりのホテルカレーを紹介する。ジャガイモや肉が入ったカレーはイギリスからもたらされた。1872年の「西洋料理通」という本にはすでにカレーレシピがある。実は「カレー粉」はイギリスで発明され、鹿鳴館の時代に日本にやってきた。日本のカレー史のエピソードを紐解きながら、名ホテルが培ってきた超絶技巧を紹介。フランス料理の基礎に日本人の緻密な技がプラスされた伝統の味の秘密に迫る。

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