こんな織田信長見たことない!?ピンチの脱出術

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6月9日放送の『歴史秘話ヒストリア』(NHK総合、毎週金曜20:00)は、「舞う 逃げる 謝る 信長のピンチ脱出術」と題して、これまで見たことないような(!?)織田信長像に迫る。案内は城郭考古学者の千田嘉博さん。

圧倒的兵力差をひっくり返した、桶狭間の戦い。鉄砲をいち早く取り入れた、長篠の戦い。戦国武将、織田信長と言えば、天才的な発想と卓越した先見性で、天下統一への階段を駆け上がっていった……というイメージ。ところが今回、専門家とともに、信長が生涯に戦った約80の全合戦を分析すると、4度に1度は敗北。ピンチに継ぐピンチの人生だったことが見えてきた。さらに、死のふちに立たされた信長のとった行動は、謎に満ちている。「舞う」「逃げ出す」そして「頭を下げる」、それが何度も繰り返されていたというのだ!

かの有名な桶狭間の戦いの直前、信長は「敦盛」を謡い、舞ったという。謡い舞うことは、人間の脳にどんな影響をもたらすのか? 今回番組では、3度の決定的な窮地を取り上げ、科学者や伝統芸能の継承者らの協力のもと、信長がとった不可思議なピンチ脱出行動パターン、その意味を読み解いていく。

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