闘病から復活ライブへ…伝説のバンド44MAGNUM梅原達也の日々に密着

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5月11日(木)の『ハートネットTV』(Eテレ、毎週月~木曜20:00)は、「もっともっと歌いたいぜ~パーキンソン病と闘うロック歌手の日々」と題して、難病と闘い続ける44MAGNUMのボーカル、ポールこと梅原達也(55)の日々に密着する。

現在日本に10万人以上の患者がいるといわれる難病のパーキンソン病。最新医療でも未だ完治できない病気の一つで、手の震えや行動が緩慢になる症状が日常生活に支障をきたし、進行によっては死に至る場合もある。

44MAGNUMは、1983年にメジャーデビュー、X JAPANなどにも多大な影響を及ぼした伝説的ロックバンドだ。ポールは、2006年、自ら「若年性パーキンソン病」と公表、闘病しつつ音楽を続けると宣言した。

しかし病状は進行し、やがて声も思うように出せなくなる。それでもポールは、医師から注意されたにもかかわらず、本来の20倍の薬を飲み、一時的に症状を収めながらステージに立ち続けた。そして薬の過剰摂取はやがて、ポールの身体の自由を奪ってしまう……。2016年8月、ポールはある決断をする。頭の中に電極を埋め込み、脳神経を制御する手術だ。症状は多少改善されたが、完全に治るものではない。それでも再びステージに立てる可能性があるなら……。

2017年春、44MAGNUMのライブで自らがヴォーカルとして復活するため、難病と闘い続けるポールの日々をカメラは見つめる。

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