有村架純、役作りで体重増減も…朝ドラ『ひよっこ』

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女優の有村架純を主演に迎え、2017年4月3日(月)からスタートするNHK連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK総合、毎週月~土8:00~)。15日、渋谷の同局にて第1週完成試写会が行われ、有村と脚本家の岡田惠和が出席した。

同作品の脚本をする岡田は、『ちゅらさん』『おひさま』などを手掛けたヒットメーカー。東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語で、戦後の高度経済成長の時期に、茨城県から集団就職で上京する女性の成長を描いていくオリジナル作品。上京した“金の卵”のヒロイン・谷田部みね子が、自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記だ。

この日の有村は、“東京時代”の役衣装で登場。1話の映像で流れた“茨城時代”のみね子について、「ちょっとびっくりしたかもしれませんが、外見も今とは少し変えて、監督とも話しながらみね子を作っています」と紹介。共演の宮本信子からも、“茨城のみね子、すごくいいわね”と言われたそうで、安心したと明かす。大家族の農家で大自然で育った、みね子というヒロインをのびのび演じるにあたり、「ちょっと日に焼けたメークで、体重も今より5キロくらいは増やし、(その後、みね子は)東京に出てくるということで、身も心もどんどん引き締まっていくという。そういう表現にしたくてちょっと減量して……。それがすごくよかったと、宮本さんが言ってくださったので、挑戦してみてよかったです」と、振り返った。

朝ドラの現場は過酷と言われるなか、「現場はすごく温かくて楽しいです。最後まで疲れることなくいけるんじゃないかなと思います(笑)。2週目3週目も楽しみにしていてもらえるとうれしいです」と、持ち前のガッツと笑顔を見せていた。

また、岡田は「(試写をご覧になった方)ひとりひとりにどうだったか聞いて回りたいような心境です。何かの雑誌に連続テレビ小説ヒットの3原則というのがあって、“戦争”と“女性の成功物語”と“実在の人物”という風に書かれていて、全部無いじゃん(笑)というスタートを迎えたわけです」と冗談を交えながらも、「古くからの連続テレビ小説をずっと見ていらした方にも、最近連続テレビ小説を見るようになってくれた若い方にも、どちらにも楽しんでいただけるようなドラマをお届けしたいと言う気持ちで取り組んでいます。有村さんに演じていただいているみね子とともに半年間いろんなことを泣いたり笑ったり楽しんでいただける作りにしていきたいと思います」とアピールした。

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