斉藤由貴、トップアイドルの苦悩とデビュー曲「卒業」秘話が明らかに

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毎回豪華ゲストが、それぞれ選んだ10曲を持ち寄り、人生を語り合う。まったく違う道のりを歩いてきた2つの人生が、音楽で重なりあい、響きあう。言わば、音楽で綴る「半生」=セルフ・ポートレイトともいえる知的エンターテイメント番組『ミュージック・ポートレイト』(NHKEテレ、毎週木曜22時)。2月16日は、作詞家・松本隆と女優・斉藤由貴が出演し、人生の前半に関わる曲を紹介する。

松本は、「赤いスイートピー」「ハイティーン・ブギ」「ルビーの指環」「木綿のハンカチーフ」、そして「卒業」など、数々の名曲を生み出してきた日本を代表する作詞家。伝説のロックバンド「はっぴいえんど」のドラマーとして活躍した後、作詞家の道へ。80年代には、「松本が書けば必ず売れる」と言われ、ヒットメーカーとして、不動の地位を築く。しかし当時、松本を襲ったのは、ヒットを生み出し続けるプレッシャーに追われる壮絶な日々。そして時代は、歌謡曲から新たなポップスへ。時代と苦闘する松本を支えてくれた曲とは……?

一方の斉藤は、昨年、大河ドラマ『真田丸』で演じた家康の側室・阿茶局の存在感や、CMでのコミカルな母親役も話題に。84年にデビュー、瞬く間にトップアイドルへの階段をのぼった斉藤だが、その裏にあったのは、華やかな芸能界に戸惑う日々との戦いやアイドルになりきれない自分への葛藤。苦悩する斉藤の心を癒してくれた曲とは? そして、松本と斉藤の運命の曲「卒業」。斉藤のデビュー曲として依頼を受けた松本が、作詞した時の知られざるエピソードを語る一幕も。

80年代、共に時代の頂点を極めた2人。幾多の壁を乗り越え、30年来のお互いを知る関係だからこその「本音」が語られる。

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