「極限状態の脳」はどうなっているのか、脳科学者・中野信子の見解は?

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エアレースパイロットの室屋義秀と脳科学者の中野信子が、1月14日放送の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(Eテレ、毎週土曜22:00~)に出演する。同番組は、異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い語りあうだけでなく、番組の前半と後半で話し手・聞き手を逆転するクロスインタビューを行う。

「空のF1」とも言われるエアレースは、世界最速のモータースポーツ。最高時速370キロ、最大重力加速度10Gがかかるという過酷な状況下での競争である。パイロットたちは知力、体力、精神力の限りを尽くしてコンマ01秒のタイム差を競う。そんなエアレースの世界大会で日本人として初めて優勝したパイロットが室屋だ。さらなる高みを目指すためパイロットの脳・身体・心がどうなっているのかを知りたいと思った室屋が指名したのは、気鋭の脳科学者・中野信子。

脳の仕組みをわかりやすく説いた書籍や、テレビでの解説で人気の中野。幼い頃から抜群の成績だったがゆえ、自分の考え方が周囲と異なるという状況に悩み、それが脳科学を志す動機になったという。番組前半では室屋が実際に搭乗する飛行機の前で、後半は中野が教鞭をとる大学のキャンパスで、極限状態の脳から天才の頭の中まで、人間の脳・心・身体の不思議に迫る。

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