詩人・中原中也はどうやって誕生したのか?森山未來が朗読

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MCに伊集院光武内陶子アナウンサーを迎え、古今東西の「名著」を読み解く番組『100分de名著』(Eテレ、毎週月曜22:25)で、1月にピックアップするのは中原中也(1907~1937)の詩集。作家の太田治子を指南役に招き、俳優の森山未來が朗読を担当する。

多くの人たちに読み継がれている詩人・中原中也。青春の切なさや人生の哀しみをうたった繊細な詩を350篇以上も紡ぎだし、30年という短い生涯の中で、「山羊の歌」「在りし日の歌」という2冊の詩集を残した。生誕110年を迎える2017年、彼の詩に新しい角度から光を当てながら、瑞々しい感性が貫かれた「詩のことば」の深い意味を読み解き、私たち現代人にとって「詩」がどんな意味をもつのか、「詩」を味わうとはどういうことなのかを浮き彫りにしてゆく。

1月9日の第1回は「“詩人”の誕生」と題して放送。「汚れつちまつた悲しみに…」「春の日の夕暮れ」「少年時」といった代表作を読み解き、ひとりの詩人が誕生するまでを見つめることで、「人間にとって詩とは何か」という根源的なテーマに迫っていく。

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