栗山千明、愛憎劇で芦名星とバチバチ!?『コピーフェイス』スタート

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栗山千明を主演に迎え、ラブ・サスペンスを描いたドラマ10『コピーフェイス』(NHK総合、毎週金曜22:00~)が11月18日にスタートする。11日に大阪のスタジオにて初回完成試写会が行われ、栗山をはじめ佐藤隆太芦名星玉置玲央、制作統括の真鍋斎チーフ・プロデューサーが出席した。

同ドラマは、アメリカで“ロマンス小説の女王”と呼ばれる人気作家、サンドラ・ブラウンの小説を原作としたラブ・サスペンス。陰謀渦巻く美容外科クリニックを舞台に繰り広げられる愛憎と正義の物語で、栗山は、1人2役に挑戦している。

広沢和花と朝倉芙有子の2役を演じる栗山は、「最初にお話を頂いた時は、やっぱり2役というのは私の中で“チャレンジだなぁ”と思いながら実際、台本を開いたんですが、本当に難しいながらも、スタッフのみなさん、キャストのみなさんに支えられながら、おもしろく、私自身本当に楽しく演じることができています。今は手元に全6話分の台本があるんですけど、そろうまでが本当に楽しみで、ミステリーとしても実際に、どうやって物語が進んでいくのかな、と私自身とても楽しく読ませていただきました。ちゃんとそれを忠実におもしろい形に映像として出来上がるように日々、頑張っております」とあいさつ。

芙有子の夫で朝倉柊二役の佐藤は、「初めてNHK大阪でのドラマの撮影で、不慣れなこともあり、苦戦した部分もあるんですが、今では主演の(栗山)千明ちゃんが現場で引っ張っていってくれているおかげもありまして、非常に楽しく撮影に臨んでおります。1話の最後は衝撃的な所で終わりますが、2話、3話と後半にかけてもっともっとおもしろくなっているので、ぜひとも楽しみにしていただければな、と思います」とアピールした。

また、看護師長・三島奈那子役の芦名は、「柊二さん(佐藤)に思いをずっと寄せていて、その思い故に芙有子(栗山)のことを許せない理由が分かっているのが、少し私の中にあります。ドラマは基本的には家族の中のいろんなものが描かれていくんですけれど、奈那子は少しずついろんなことを知っていくことで、どんどん2話3話とお話の中に入っていきます。ちょっとこう、女のバトル感みたいな(笑)、私が登場すると、そういったものが渦巻いている、そんな人間らしい部分もあるから楽しんでいただけたらなと思います」と語り、ほほ笑んだ。

そして、柊二の弟で、朝倉クリニックの院長・朝倉洋人役の玉置は、「女性同士のバトルもあれば、家族の話もあれば、男女の話もあってっていう、たぶん、人が人を思う、それから人と人の愛情の話だと思います。アメリカの作家さんが書いた作品ですが、それを日本に置き換えていただいているので、きっとみなさんに通ずる部分が絶対にあると思うので、そういう所を僕らも一丸となって、必死にやらせていただいています」と意気込みを見せた。

同作のヒロインは、スクープを追う凄腕の週刊誌記者・広沢和花(栗山)。ある美容外科クリニックの不正を暴くため、そのクリニックの理事長夫人・朝倉芙有子(栗山)に接近、潜入調査を試みる。だが夫人を追って乗り込んだ飛行機が事故で墜落、夫人に間違われ救い出されたヒロインは、最高の医療技術を駆使され、元の夫人の姿に完全整形されてしまったのだった。事故のショックで記憶を失ったヒロインは、しばらく自らを“理事長夫人”と信じて生活するが、彼女が全ての記憶を取り戻した時、彼女はすでに、“他人の夫”を愛してしまっていた。愛の為、他人の人生を生きるのか? 正義の為、自分の人生を取り戻すのか?

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