有村架純主演来春朝ドラ『ひよっこ』沢村一樹、峯田和伸ら新キャスト発表

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女優の有村架純を主演に迎え、2017年春から放送されるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の主な出演者が発表。渋谷の同局にて発表会見が行われ、有村をはじめ、沢村一樹木村佳乃古谷一行峯田和伸、羽田美智子、柴田理恵、遠山俊也、松尾諭、佐久間由衣、泉澤祐希らが出席した。

同作品の脚本は『ちゅらさん』『おひさま』などを手掛けた岡田惠和が担当する。東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語で、戦後の高度経済成長の時期に、茨城県から集団就職で上京する女性の成長を描いていくオリジナル作品。上京した“金の卵”のヒロイン・谷田部みね子が、自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記だ。

朝ドラ初参加で谷田部実役の沢村は、「これまでいろいろな番組をやらせていただいているんですけれども、せりふをいただくのは、“セクスィー部長”以来になります。万全の意気込みで望みたいと思っておりますけれども、いかんせん世間で僕は、いろいろなあだ名を付けられているので、そのイメージをこの番組で払拭できればと思っていますので、朝の番組ということで、とにかく爽やかに、爽やかに! そして“爽やかに”演じられればいいなと思っています思っています(笑)。4月というとてもいい季節からの放送ですので、とにかく爽やかに、爽やかに仕上がればいいなと思っております」と意気込みを語った。

続いて谷田部美代子役の木村は、「とにかく半年間架純ちゃんを全力で愛して守ろうと思います。美代子はとてもすてきなお母さんで、主人公のみね子ちゃんが常に憧れてくれる、本当にすてきな母親なので、心を込めて精いっぱい演じます」とコメント。

約50年ぶりの朝ドラ出演で谷田部茂役の古谷は、「厳密に言えば47年ぶりの朝ドラ出演。『虹』という作品で、南田洋子さんと仲谷昇さん、このご夫婦の長男を半年やらせていただきました。まだ25、6だったと思います。すごく楽しみにしています。半年間1つの役を掘り下げていけるという。昔は結構、26本半年のドラマっていっぱいありましたけど、いまは少なくなっています。半年できるというのはすごく楽しみです。つい1週間くらい前、方言が絶滅するという危機が叫ばれていたので、今回この茨城弁をしっかりと定着させて、いい茨城弁を皆さんに伝えていきたいと思います」と語った。

小祝宗男役の峯田は、「一生懸命やります。楽しんでやりたいと思います。どうか一つよろしくお願いします」とあいさつ。役でバイクを運転するという設定があり、これについて「僕免許持ってなかったので、府中まで取りにいって受かりました。原付きです」と明かした。

新キャストの発表会見をうけた有村は、「先ほど本読みもさせていただいたんですけど、本当に幸せだなって感じながら本読みをしていて、皆さんの声を聞きながらすごく愛されているみね子がうらやましくも思ったり。でも愛されているばかりではなくて、私自身もみね子も、ご一緒させていただくキャストの皆さんを一生懸命愛せるように頑張りたいなと思いました」と目を輝かせた。続けて、「みね子は自分の母親をすごく理想としていてお母さんのようになりたいと思っているんですけど、佳乃さん自身も、そのように思わせてくれる魅力的な人ですし、時子と三男の3人は幼なじみで、みね子は時子にも憧れを持っていて、自分にない部分を持っている時子にもすごく憧れが強いんですけど、お互いがそうやって思い合える親友という関係を、佐久間さんと一緒に築き上げていけたらいいなと思いますし、三男とみね子のやり取りも、とてもおもしろくなると思うので、その3人の関係性もこれからの撮影が楽しみだなとリハーサルをして思いました。まだまだこれから東京編だったり、たくさんのキャストの方々との出会いがあるとは思うんですけど、皆さんと一生懸命最後まで走りきりたいなと思います」と笑顔を見せた。

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