生瀬勝久、芳根京子に「しっかりしてるでしょ?」 父親役を直球アピール

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芳根京子をヒロインに迎え、10月3日(月)からスタートする連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合、毎週月~土8:00)。5日、渋谷の同局にて第1週放送分の完成試写会が行われ、主演の芳根をはじめ、生瀬勝久、渡邊このみが出席した。

本作は、現在放送中の『とと姉ちゃん』に続く95作目で、羽鳥慎一アナウンサーの妻・渡辺千穂が脚本を手掛ける。戦前から戦後、高度経済成長期を背景に展開。主人公のすみれは、戦後に神戸で赤ちゃんの服、子ども服を専門後に神戸を拠点とする大手子供服店『familia(ファミリア)』の創業者の一人となった坂野惇子さんがモデルだ。戦後の焼け跡の中、娘のため、女性のために、子供服作りにまい進し、日本中を元気にかけぬけていくヒロインとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう物語を描いて行く。

ヒロイン・坂東すみれを演じる芳根は、「1週目を私は先週初めて見させていただいて、ついにできたと、やっと会えたと思いました。4月からお稽古を始めて、5月の末から撮影に入りまして、3か月ちょっと撮影してきましたが、やっと皆さんに見ていただけるうれしさと同時に不思議な気持ちでいっぱいです。本日はよろしくお願いします。ありがとうございます」とあいさつ。

すみれの父・坂東五十八を演じる生瀬は、「私はふだんから癖の多い役と言いますか、ほとんど変化球しか投げないようなお芝居ばかりしていたんですが、今回の坂東五十八という役は、もうとにかく直球直球、剛速球、肩がもう弱くなって130キロ台なのですが、直球で勝負しております。若い人たちの中で、自分が1番上ではないのですが、みんなにお手本を見せなきゃいけないような年齢になってきました。(二人に向かって)現場ではいつもね、しっかりしてるでしょ僕ね、お父さん役として。(笑)ちいさい時のすみれちゃん、お姉ちゃんになってからのすみれちゃんの2人の父親を演じていますが、現場はいまとても順調です。よろしくお願い致します」と語った。

そして、幼少時のすみれを演じる渡邊は、「きょうは来てくれてありがとうございます。私は家族といっしょに見ましたが、お母さんをはじめみんなが、笑ってたり泣いてたりしたので、とてもいい作品になったのかなと思います。ありがとうございました」と笑顔を見せた。

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