常盤貴子、激短前髪がキュート!10月からフランス語講座出演

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10月から、Eテレのヨーロッパ言語の講座が大きく生まれ変わることが発表された。これまでスタジオで学んでいた講座が、現地に出かけて学ぶ「旅するユーロ」シリーズに大変身する。

ドイツ語は別所哲也、イタリア語は東儀秀樹、フランス語は常盤貴子、スペイン語は平岳大。この4人の旅人がヨーロッパの国々を訪ね、旅で遭遇する様々な場面にぴったりの実践フレーズを学んでいく。この度、渋谷の同局にて新番組の発表にともない記者会見が行われ、4人が出席した。

別所は、「オーストリアのウィーンを中心に旅をして参りました。今回、自分の大好きなクラシック音楽の都であるウィーンを訪ねることで、改めてドイツ語の魅力、その歴史や町のすばらしさ、国が持っている国際性に触れ、おいしい食べ物や飲み物にも出会えて、すばらしい旅をすることができました。ドイツ語という語学に対する好奇心もいっそう深まった旅になりました。「旅するドイツ語」をご覧いただいて、とてもエレガントでしかも奥深いドイツ語の魅力とウィーンの旅の魅力を皆さんにも是非味わっていただきたいと思っております」とあいさつ。

東儀は、「昔からイタリア人気質が好きで、ファッションやクラシックカー、アートや歴史、食べ物など、イタリア人のやることは、なぜこんなにすてきなのだろうと思っていました。この旅は、観光ではなく、イタリア人の生活の中に溶け込みながらことばを覚えていくという、これこそ僕が求めていたものであり、イタリアの国の人たちともっと言葉を交わしたいと思いました。イタリアでコンサートも行い、イタリア人にイタリア語で、雅楽の楽器の説明をしたい、という願望がかない、とても有意義でした。どの言語でもそうですけど、イタリア語で話しかけると、相手が間違っていれば教えてくれるし、あっていれば微笑んでくれる。一歩踏み出すと、踏み出した自分をまた褒めることができて、楽しくなっていくことばかりです」と笑顔を見せた。

和服で出席した常盤は、「フランスはとても街が美しくて、文化など女性にとって魅力的な街だというイメージがありました。今回、フランス語を発することで違った面が見えてきて、いつも旅行で行っているのとは違うフランス人の一面が見えたような気がします。とても興味深かったのは、いろいろな場所で「日本の女優である常盤貴子さんです」と紹介していただいたんですけど、「コメディエンヌである常盤貴子さん」と聞くと、フランス人の方々が急に顔が輝くんですね。コメディエンヌとは舞台もする女優さんという意味で、その先に、身体表現が必要だったり、役に対する解釈を深めればいけないという努力があることを知っていて、だからみなさん興味があり職業をリスペクトしているから顔が輝いたんですね。それを知ったとき、フランスの文化がまた一つ見えた気がしました」と明かした。

また、「言葉を知ることで、私自身がさらにフランスのいろんなことに興味がでてきたので、皆さんにも体験していただけたらと思います。自分の好きなことは、どんどん興味が深まっていくものなので、きっかけは食や文化、何でもいいと思いますが、何かやってみたいと思ったら試してみると、人として豊かになると思います」とも語った。

そして平は、「スペインはガウディやピカソなどの絵画や建築など、文化が豊かな国で、とても開放感があり、自由にさせてくれる国だと感じています。今回行ったのは、サン・セバスティアンというフランスの国境の境にあるバスク地方の町ですが、ここは世界で一番3つ星レストランが密集しているところですが、食文化だけではなく、とても文化が発展したところです。今回の番組を肩に力を入れないで見て頂き、そうしたスペインの文化を楽しみ、ことばも楽しみながら勉強していただきたいと思います」とコメントした。

旅に出て、せめてあいさつだけは、せめて買い物の時だけは、その国のことばで話してみたい、そんな思いを抱いた人は多いはず。10月から始まる同シリーズは、4人の旅人がヨーロッパの国々を訪ね、旅で遭遇する様々な場面にぴったりの実践フレーズを学ぶ新スタイル。旅人がリアルに悪戦苦闘することで、視聴者にとっては語学学習をより身近に感じ、学習意欲も高まるのでは?

■旅するユーロ”シリーズ 10月3日スタート(Eテレ)
「旅するドイツ語」 10月3日(月) 23:25~23:50
「旅するイタリア語」10月4日(月) 24:00~24:25
「旅するフランス語」10月5日(火) 24:00~24:25
「旅するスペイン語」10月5日(火) 24:25~24:50

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