獄中で!?杉良太郎、奇跡の脳神経外科医とクロストーク

公開:

大スターの杉良太郎(71)と“神の手を持つ”と評される脳神経外科医の上山博康(68)が、8月6日(土)放送の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(NHKEテレ、毎週土曜22:00~)に出演する。同番組は、異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い語りあうだけでなく、番組の前半と後半で話し手・聞き手を逆転するクロスインタビュー。

スターでありながら、近年は被災地支援や法務省の特別矯正監として全国の刑務所を視察に回るなど福祉活動に従事する杉。昨年末、心臓の大動脈弁狭窄症を発症し、大手術を経験したことで「医者」という職業に強い関心を抱いているという。そんな杉が会いたいと名前を挙げたのは、脳神経外科医の上山。彼が得意とするのは脳動脈瘤の手術だ。脳動脈瘤とは、脳の動脈にできるコブのことで、破裂するとくも膜下出血を起こし、最悪の場合、命を落とす。そのためコブが見つかった場合、根元をクリップで挟み、血液が流れ込まないようにすることで破裂を防ぐ手術を行う。上山は他では手術不可能と言われた患者をも次々に受け入れ、2千人を手術すれば一流と言われるこの世界で、2万人以上の命を救ってきた。

まずは、杉が札幌にある上山が勤務する病院へ向かう。「“神の手”ではなく“匠の手”と呼んで欲しい。匠の手は鍛錬の結果であり、伝承できる」という上山に、杉は「医者とはすごく威張っているものだが、上山先生は人間くさい」と語り“名医の秘密”に迫る。続いて、杉が上山を呼び出した場所は、札幌刑務所。特別矯正監・杉の視察に同行が許され、そこでの杉の仕事ぶりが明らかに。

実は杉が刑務所慰問をはじめたのは中学3年のとき。その後、芸能界デビューを果たし、「水戸黄門」の助さんに抜擢され売れっ子となってからも慰問を続けた。時には、「売名行為」と叩かれることもありながら、なぜ慰問活動を続けるのか? 上山は「凡人の僕にはまったく理解不能」と、歯に衣着せぬ物言いで果敢に斬りこむ……。それぞれの道を究める2人が獄中で語り合う異色トークに注目だ。

PICK UP