リオ五輪開幕前に「監督メシ」を覗き見

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8月3日(水)22時25分から『監督メシ~サラメシ・リオ五輪応援スペシャル~』(NHK総合)が放送される。リオデジャネイロオリンピックの開幕目前、これまで働くオトナの昼ご飯を描いてきた同番組が、五輪代表監督たちの仕事とランチを覗き見する。

新体操の山崎浩子監督は、世界選手権で40年ぶりのメダルを獲得するまでにチームを引っ張り揚げた立役者だ。6月にスペインで行われたワールドカップに同行取材したところ、山崎監督はもっぱら客席で観戦。5年先、10年先の新体操を見据えての、大事な仕事だと言う。1日中席を離れられないため、昼食は、海外遠征用に編み出した独自のランチ術で乗り切る。

また、ウエイトリフティングの三宅義行監督は、娘の宏実さんと4度目の五輪に挑む。ナショナルトレーニングセンターでの練習の合間に、ランチは必ず他の競技種目のコーチを伴ってお出かけ。違う競技だからこそ、雑談の中にも役立つ情報がたくさんあるのだという。知られざる五輪コミュニティの“異種目交流ランチ”に密着。

そして、吉田沙保里と前人未到の4連覇を目指すのは、レスリングの栄和人氏だ。番組スタッフがサシでのランチ“さし飯”を申し込んだところ快諾。馴染みのすし屋に同行すると、「4連覇へのプレッシャーで毎晩深夜に必ず目が覚めてしまう」と吐露。トップ選手を率いるチームリーダーの本音が明らかに……。このほか、卓球女子の村上恭和監督、体操男子の水鳥寿思監督、バスケットボール女子の内海知秀監督、カヌーのクバン・ミランコーチを取材する。

オムニバスで描かれた7人の五輪代表監督。彼らの等身大の姿は、全ての働く人たちに勇気や働くヒントを与えてくれるはずだ。

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