桂歌丸「高座の上で死ねれば本望」人生の最期を考える

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落語家の桂歌丸が、5月22日(日)の『NHKスペシャル』(NHK総合、21時)で番組の進行役に。女優の樋口可南子がナレーションを担当する。この日は、「人生の終(しま)い方」と題して放送。人生の最期、あなたなら誰に、何を伝え、残すか? あるいは残さないか? 今、自分らしい最期とは何か、かつてないほどに関心が高まっている。人それぞれに「生き方」があるように、それぞれに人生の「終い方」(しまいかた)がある。そこには、その人の生き様が色濃く反映され、残された人たちの生き方にも影響を与える。

歌丸師匠は、「高座の上で死ねれば本望」と語っているが、それはある人に最期に「託された」からだと明かす。番組では、その思いにも触れていく。

また、漫画家の水木しげるさんの知られざる「終い方」にも迫る。そして、「あなたならどう終いたいか?」「心に残る終い方は?」など『ラジオ深夜便』等でエピソードを募集したところ、およそ500通が寄せられた。仕事一筋だった夫が最期に家族に伝えた言葉。幼い子を持つ若き父親が全身で遺そうとするものは、そしてそれを受け止める家族は……。一人一人の「終い方」に密着する。最期の時を、“縁起でもない”とタブー視せず、穏やかに考えてみては?

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