剛力彩芽が死刑囚役で主演、密室サスペンス『ジャングル・フィーバー』

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剛力彩芽が、1月11日(月・祝)に放送される特集ドラマ『ジャングル・フィーバー』(BSプレミアム 21時~)で、大学生の死刑囚役で主演することがわかった。11月30日にスタジオ取材会が行われ、剛力をはじめ、大東駿介篠原ともえ阿南健治高橋メアリージュン矢柴俊博内藤理沙一ノ瀬ワタル國村隼が出席した。

このドラマは、人類存続のため宇宙船に乗せられた7人の死刑囚による密室サスペンス。主人公の原口沙織を演じる剛力は、「沙織は、すごく責任感が強くて、いろんな感情を出したり我慢したり、本当にすごくお芝居をしていても、難しい部分もありましたが、今回本当に、宇宙船の中、SFという中でも、想像できない、どうやってお芝居したらいいんだろうって全然想像がつかない中で、お芝居をさせていただいたこともあったんですが、皆さんと一緒にやって、すごく人間的な部分を描けたんじゃないかな、お芝居できたんじゃないかなと思っています。沙織の一生懸命まっすぐなところ、皆さんに何かメッセージを伝えられたらいいですね」と笑顔を見せた。

嶋田治彦役の大東は、「僕は、宇宙船に核戦争から逃れるために、生き延びるために乗り込んだ整備士役で、物語の中でいっても、近未来のどういう状況なのか、この世界観をナビゲートするような役回りだったり、ちょっと波乱を起こしたりする役回りです。宇宙をテーマにしてますが、描かれていることは、人間の恐ろしさみたいなものが詰まっていて、NHKさんはすごく新しいことに挑戦しているな、と思いました」とアピールした。

物語の舞台は、核戦争の勃発による人類滅亡の危機が迫った2065年。死刑囚の中から選びぬいた7名を宇宙船に乗船させる「人類再生プログラム」が極秘裏に進められていた。地球から46光年離れた、地球と同じ環境を有する惑星に人間を運び込んで人類の絶滅を防ぐという計画だ。

はからずも人類の未来を担うことになった7人は全員、かつて死刑判決を受けるほどの重い罪を背負っていた。「義理の両親から虐待を受け、身を守るために殺人の罪を犯した」と告白する死刑囚・沙織は、他の乗組員と協力しながら生きのびることを願っていた。しかし、隔絶された宇宙船という密室は、心理戦によるサバイバルの舞台と化す……。

無機質な宇宙船の中を舞台に、アマゾンのジャングルさながらに弱肉強食の世界が繰り広げられていく、手に汗握るドラマが描かれる。

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