木村多江「高畑充希とは運命感じる」朝ドラ『とと姉ちゃん』キャスト発表

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高畑充希主演、平成28年度前期の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の追加キャストが決定。11月6日に渋谷のNHK放送センターで発表会見が行われ、高畑をはじめ、木村多江、相楽樹、杉咲花、向井理、坂口健太郎らが出席した。

小橋君子役の木村は「なぜか高畑さんの事が気になっていて。今回お仕事をさせていただくと伺って、「あっ、私は彼女ともう通じあっていたのか!」と勝手に思い込んでいました。『とと姉ちゃん』は、とても温かくて、今の時代にちょっと忘れかけている、本当に日常のささいな事を大切に生きている人たちの話です。現場でもあたたかい空気でやっていけば、きっと映像を通して皆さんに伝わるんじゃないかと思い、頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。

小橋鉄郎役の向井は、「個人的には久しぶりの連続テレビ小説の出演なのでワクワクしておりますが、今思い出すと大変なことばっかりだったので、それをいかに楽しく過ごせるかというのがポイントかなと思います。役柄はわりと自由奔放な役ですが、男手がいなくなった小橋家に、1人だけ親戚という形で携わっていくという面でもそうですし、実際に撮影でも座長をしっかり支えていけるように頑張りたいと思います」と述べた。

ヒロイン・小橋常子役を務める高畑は、「キャスト表を先日いただいた時に、開いた瞬間、すごくわくわくしました。木村多江さんに運命感じてるって言われて舞い上がってます。放送はまだ先ですが、そろそろ撮影も始まるので、気合いを入れて、でもなにより楽しんで、みんなで肩組んで楽しく長丁場をやり抜きたいと思います」と笑顔で語った。

脚本を手掛ける西田征史は、映画「怪物くん」、ドラマ「魔王」「怪物くん」「妖怪人間ベム」、その他にアニメ「TIGER & BUNNY」(シリーズ構成・脚本)「実験刑事トトリ」などを手掛けたヒットメーカー。本作は、ひとことで言うと“女性ばかりの小さな家族の大きな昭和史”というような、家族をメインとしたドラマ。主人公の小橋常子(こはし・つねこ)は、幼い時に父親を亡くすが、その父親がお前に家族をたくすと言われ……。2人の妹と母親を養っていくという、父親がわりの“親父ヒロイン”が、昭和の戦前から戦中戦後の高度経済成長期を駆け抜けていく成長物語だ。

温かい人情ホームコメディ-を得意とする西田が描く、パワフルな親父ヒロインが果敢に昭和の時代に挑戦していく新たなる朝ドラに注目が集まる。

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