高良健吾「自分の中に芽生えたものは一生の財産」『花燃ゆ』ブルーレイ&DVD第壱集が発売

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――撮影以外の時でも劇団ひとりさんを中心に本当に皆さん仲が良くて、いろんな話をされていたのが印象的だったのですが、お付き合いはその後も続いている感じですか?

高良:この前、ひとりさん主催で松下村塾メンバーが集まり、食事会をしましたが、その時は、松下村塾とは違って世間話で盛り上がりました(笑)。仲間と会うだけで楽しいですね。

――皆さんとの絆は、ずっとこれからも続いていきそうですね。

高良:はい。個人的には、同じ年の東出くんとは特に続けていきたいです。

――役としても、高杉と東出さんが演じられた久坂の関係も特別だと思いますが、演技面で相談したことなどはありましたか?

高良:東出くんは、久坂という役柄についてものすごく勉強していたし、僕も勉強して挑みました。久坂と高杉のシーンでは、「あそこでこう言い合いしているけど、こうじゃないか?」とか、「ちょっとこういう風に言ってみようかな」というディスカッションはしましたが、なるべく高校生のようなノリにならないようにやっていました。

――それはなぜでしょう?

高良:キラキラした青春に見え過ぎたら嫌だなと思い、そこを意識しながらやりました。「日本を変えるぞー」っていうノリではなく、もっと切羽詰まっているといいますか……。日本を変えたいけど、このままじゃまずい。でも、相手とやり方が違うから対立がおこるわけです。そこは、友情とかよりも、切なさが出るところだと思ったのでそうしました。

――主演の井上真央さんは現場でどのような雰囲気でしたか?

高良:僕にとって井上真央さんは特別な人です。朝ドラで主演、今回は大河でも主演をはられていて、相当なものを背負っていると思います。絶対に悔しいことや苦しい瞬間があるはずですが、全く周りには見せない。だから、どこか真央さん=美和のためにと思いながらやっていた部分はあります。高杉晋作の後半のシーンは特にそう思いながら演じました。仲間がたくさん亡くなり意思を託されて生き続けている美和の方がきついはずです。だから、美和の生き方を絶対的に肯定するということを意識していました。

――あらためまして、ブルーレイ&DVDが発売されますが、どのように楽しんでいただきたいですか?

高良:高杉晋作という人物で言うなら、とにかく僕は、功山寺決起で一番輝いてほしいと思いやってきたから、そこの生き方を見ていただきたいです。そして、高杉が登場してから死ぬまでの成長の過程を見ていただけたらと思います。そこに関しては、かなり、変化をつけたほうがよいと思ったので、意識をして変えていきましたし、楽しかった作業です。顔つきも変わっていると思うので変化を感じていただけたらと思います。

――そしてドラマも後半戦へ。視聴者の方へメッセージをお願いします。

高良:幕末という変化の時代ですから、1話から最後の最後まで加速していくドラマです。だから、見れば見るほど面白くなっていく作品だと思います。これから先は、美和の生き方や人への関わり方が見どころだと思います。また、美和だから“できないこと”ばかりフューチャーされている気がしますが、本当は出来ていることの方が多いと僕は思います。なので、美和の生き方を違う視点で見てもらえたら嬉しいです。


■第壱集内容
第1回『人むすぶ妹』/第2回『波乱の恋文』/第3回『ついてない男』/第4回『生きてつかあさい』/第5回『志の果て』/ 第6回『女囚の秘密』 /第7回『放たれる寅』/第8回『熱血先生、誕生』/第9回『高杉晋作、参上』/第10回『躍動!松下村塾』/第11回『突然の恋』/第12回 『戻れないふたり』

■商品情報
ブルーレイ第壱集 
価格:12,900円+税 品番:PCXE.60108

DVD第壱集 
価格:12,900円+税 品番:PCBE.63511

■特典映像
ノンクレジット・タイトルバック 冬バージョン
「花燃ゆ」メイキング 萩

■封入特典
ブックレット(20P)
※特典内容及び名称は予告なく変更の可能性がございます。予めご了承ください。

■レンタルDVD第1巻~第3巻
品番:PCBE.74981~3
第1巻:1回~4回収録/第2巻:5回~8回収録/第3巻:9回~12回収録

発行:NHKエンタープライズ/販売元:ポニーキャニオン
本編550分(第1巻:194分・第2巻:178分・第3巻:178分)+特典映像15分/(C)2015 NHK

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