浪川大輔、柿原徹也ら新『サンダーバード』に決定、キャラ確立にも太鼓判

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1965年にイギリスで制作され、世界的に大ヒットを記録した「サンダーバード」が50年の時を経て新たなスタッフの手による新シリーズ『サンダーバードARE GO』として、NHK総合で放送される。吹き替えは、人気声優の浪川大輔花輪英司村瀬歩柿原徹也KENNらが担当する。また、新型サンダーバードデザインは、「マクロス」などで知られる河森正治が手掛ける。

サンダーバード1号、スコット役の浪川は、「キャラクターづくりに関しては、意外とすんなりいったなというか、演出の方からも、なかなかキャラが皆れぞれ確立していて良いんじゃないかっていう風に言ってもらいました。まだ全然これから先は長いのですが、非常に録っていて楽しいですし、お話も懐かしさもあり、また新しい部分もかなりありということで、新しいサンダーバードが提供できれば良いなと思って、必死に収録している最中です」と手ごたえを語った。

サンダーバード2号、バージル役の花輪は「新しくなってどういう風になっているのかなって思いながらビデオ見まして、第一声を聞いて、あぁ、そのままやれば良いんだ。地声に近い感じだったので、ほっとして現場に臨みました。現場で会う機会がなかなか普段無い人たちと一緒にやって、その割にはみんなそれぞれキャラクターを確立していたおかげで、自分の中でも、収まるところに収まり、そのまま収録を続けることができました」と振り返る。

そして、サンダーバード3号、アラン役の村瀬は、「小学校の時に、組み体操っていうんですか?「サンダーバード♪」って言いながら、みんなでやっていたイメージが強かったので、自分が小さい頃からなじみの曲であったりだとか、作品に参加させていただけるということがすごくありがたいのと同時に、役者としてもこういったそうそうたる先輩の中で一緒にお芝居させていただけるというのがとても幸せです」と語った。

サンダーバード4号、ゴードン役の柿原は、「自由にやっていいと言われているので、役者としては柿原の色をバンバン入れさせていただいております。僕自身がドイツで育ったのですが、ドイツでも小さい頃からサンダーバードはずっとやっていたんですね。子どもの頃に外国語で見ていたその作品を、自分が母国語の日本語で吹き替えることができるという、こんな光栄なことはやっぱりないなと思います」と明かした。

サンダーバード5号、ジョン役のKENNは、「まさか自分がこんな歴史のある作品に出させていただけると思ってもいなかったので、本当に今興奮と喜びに満ちています。新しい技術とかCGとジオラマの融合とかをしても全く違和感がなく見ることが出来て、サンダーバードらしい、すごくすてきな、今の時代にあった作品になっているんだなと感動しました」と述べた。

新シリーズは、今秋から放送予定だが、8月15日(土)、16日(日)、22日(土)にいずれも18時10分から、NHK総合で先行放送される。また、29日(土)は、1・2話を再編集した拡大スペシャルを予定している。

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