「魚オタク」さかなクンと「歴史オタク」磯田道史の“驚異の感動力”に迫る

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ギョギョギョ!でおなじみ、さかなクンと、「武士の家計簿」著者で歴史学者の磯田道史が、7月25日(土)の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』(NHKEテレ、毎週土曜22:00)に出演、超ハイテンショントークを繰り広げる。

5000種類の魚を見分け、食した魚は500種類、絶滅種とされていた“クニマス”の再発見にも貢献し、東京海洋大で教鞭をとるさかなクン。ユネスコなど国際機関や官公庁・自治体の親善大使など、20を超える肩書きを持つお魚ハカセだ。

そんな“魚の達人”に「自分に通じるものを感じとった」のが、“本物のタイムスクープハンター”歴史学者の磯田。BSの歴史番組「英雄たちの選択」の司会者としても活躍中で、忍者から震災史まで研究テーマは幅広く、「どんな時代のどんな歴史を語らせても、めっぽう熱くて面白い」と評判の人物。

まずは築地の場外市場で待ち合わせた2人は、さっそく“オオカミウオ”やら“カガミダイ”やら、珍しい魚たちを多数発見! 深海魚の驚くべき生態をさかなクンがレクチャーすれば、磯田は「江戸の武家社会は鯛なしでは成立しなかった」などユニークな歴史エピソードを次々披露する。つづいて夜の水族館ツアーに繰り出した2人。魚たちの夜の生態から、ふだんは入れないバックヤードの様子、磯田の歴史豆知識も加わってさらなる盛り上がりを見せる。さらに江戸時代の漁師町を再現した資料館へ向かい、その暮らしぶりに興味を示す。

子どものころからタコや魚に熱中し、家庭訪問のたびに先生から「魚が好き、絵が好きなのは分かるが、学校の勉強にもっと集中してもらいたい」と言われていたさかなクン。「磯田は社会以外は脳天パーじゃ。ほかの教科もちゃんとやれ」と言われ続けたという磯田。「子どものころの“感動力”」をそのまま大人になっても持ち続ける2人の情熱が炸裂する。

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