ポジティブな思考を持ち続けるには?最新の脳科学で実践的な性格改造に挑む

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7月24日の23時54分からEテレで『心と脳の白熱教室』が放送される。古今東西の人類の永遠のテーマともいえる「自分の性格への悩み」について、4回にわたり心と脳の最新科学で解き明かしていく。

自分はどうして、こんなに後ろ向きの性格なのだろう、そして、あいつはなぜあんなに楽観的なのだろう、自分の性格について思い悩み、どうしたら、もっと人生を有意義に生きることができるか、それは、古今東西の人類の永遠のテーマである。

その性格改造に最新の脳科学で挑んだのが、オックスフォード大学・感情神経科学センターのエレーヌ・フォックス教授。同僚で、私生活のパートナーでもあるケヴィン・ダットン博士とともに、認知心理学、神経科学、遺伝学を組み合わせた独自の研究で、セロトニン運搬遺伝子が楽観的な性格を生む、という学説を発表し、一大センセーションを巻き起こした。パーキンソン病を患うハリウッド俳優マイケル・J・フォックスが、なぜ逆境にめげず、ポジティブな思考を持ち続けられるのか、本人の協力の下、臨床実験を行い、証明し、話題を集めた。

そんなエレーヌ・フォックス教授が、同僚のケヴィン・ダットン博士とともに、最新科学で、人類の永遠のテーマである、性格の悩みを解き明かすとともに、実践的な性格改造に挑む特別授業を行う。

第1回は、「楽観脳と悲観脳」について学ぶ。なぜ人間には楽観的な人と悲観的な人がいるのか。なぜ、困難な状況に直面しても前向きに対処できる人とできない人がいるのか。フォックス教授は、その鍵が「サニーブレイン(楽観脳)」「レイニーブレイン(悲観脳)」と呼ばれる脳の働きにあるという。脳科学と心理学で、あなたの性格に迫る。

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