テレパシーや不老不死も夢じゃない?ミチオ・カク教授が語る最先端物理学

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4月3日からスタートする『白熱教室』(Eテレ 毎週金曜 23時~23時54分)の新シリーズ。今回登場するのは、世界で最も有名な理論物理学者の一人であり未来学者としても知られるニューヨーク市立大学のミチオ・カク教授。日系3世のカク教授の専門分野は超弦理論と呼ばれる最先端の世界であるが、その興味は今、私たちの未来へと向かっている。

21世紀に入ってもなお驚異の発展を続けている現代物理学は、これまでSFとしか思われてこなかった異次元や時間旅行などといった奇妙な世界が、私たちの身近に現実に存在することを解き明かしつつある。現代科学がこのまま進歩したとすると、一体私たちはどこへ行き着くのか?

ハイパースペース(異次元空間)を通っての恒星間旅行や、テレパシーでの交信、さらには私たちの意識や心が肉体を離れレーザービームに乗って宇宙を飛び回り、不老不死が実現する可能性までもが見えてきているという。

全4回で行われるカク教授の特別講義は2000年に及ぶ人類の科学の発展史からスタートし、やがて最先端の物理学理論が描く異次元などの奇妙な世界を経て、科学技術の発展がもたらす未来の社会の形、そして私たちの意識と心の未来へと及んで行く。それは決してSFや絵空事ではない、最先端科学が裏打ちする驚異の未来論である。4月3日、第1回は「アインシュタインの夢」を放送する。

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