“ラジオスター”アルピー酒井は、なぜテレビでは無力化してしまう?『しくじり先生』で特集!

公開: 更新: テレ朝POST

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。

5月31日(月)の放送では、お笑い研究部の最新作「アルコ&ピース酒井を考える」をお届け。

ラジオでは“回し(進行)”もツッコミも超一流といわれるアルコ&ピース・酒井健太が、テレビでも活躍できる方法を考えた。

◆SNSでは「酒井はテレビで無力化する」の声も

ラジオではおもしろさをいかんなく発揮し“令和のラジオスター”とまでよばれている酒井だが、なぜかテレビでその活躍を目にすることが少ないのが現状。

SNSでも「酒井はテレビで無力化する」などの書き込みがあり、ラジオリスナーからはテレビで思い切り暴れないことに疑問の声があがっている。

そこで今回は、テレビでの酒井の生かし方を考えることになったのだが、事前に企画を伝えるとスタンスやキャラを作ってきてしまうかもしれないため、サプライズで発表。

授業冒頭、オードリー・若林から突然企画を告げられた酒井は困惑の表情を浮かべるばかり。そんな相方について平子祐希は「ツッコめるのにツッコまない。歯がゆい、歯がゆい、歯がゆいね!」と歯がゆさを強調。

その発言に若林やハライチ・澤部はすかさず「コンボできた」などとツッコんだが、酒井は苦笑いしているだけ。

なぜ大事なポイントでツッコまないのかと指摘されると「だって(このスタジオには)最強のメンバーがいるじゃないですか!オレ、いらないなって思うんです」と打ち明け、酒井の周囲にまかせがちな面が明らかになった。

◆疑似番組でMC力を検証

ところが、レギュラー番組『OH!舞DA PUMP!!』(dTVチャンネル)では、酒井は“MCカイザー”とよばれ、回しに回しているという事実が判明。

それを知った平成ノブシコブシ・吉村が「ボクは(酒井のことを)そもそも回しをやりたくない人だと思っていたんです。がっつり出さないよっていうスタンスの人だと思っていたんです」と驚くと、酒井は「やりたいはやりたいですよ、めちゃくちゃ。なんなら、この世界、大回しするために入ってますから!」と本音を吐露。

どうやら、内弁慶な性格ゆえ実力を発揮できないことが浮き彫りに。

そこで今回は、酒井がどうすればテレビで実力を発揮できるのか、2つの検証企画をおこなった。

まずはMC力が試される疑似トーク番組「踊る!酒井御殿!!」に挑戦。酒井が回し役となって番組をスタートするが、のっけから“カンペを見すぎる”、“フリが雑”、“同じ言葉を返すだけ”など微妙にグダグダ。

酒井がツッコまないのを見計らって若林がやむなくツッコミを入れたところ、「オレが目立つ企画だから!」と怒るのに、平子のボケにはビビッてツッコまないという状況も発生。

30分ほど収録してみるものの、あまりうまく回すことができず、カオス状態となってしまう。

◆ついに覚醒!キレのある“たとえツッコミ”連発

続いてチャレンジしたのが、「ツッコめ!酒井 モノボケ大喜利」という検証企画。

ラジオリスナーいわく、酒井のいちばんの魅力は潤沢なボキャブラリーを生かした“たとえツッコミ”。

そこで芸人4人が繰り出すモノボケに対し、酒井がたとえツッコミをさく裂させられるのかを検証した。

最初は戸惑いもあって不発だったが、次々と繰り出されるモノボケにツッコミを入れるという千本ノックのような試練を続けた結果、最後は「食物連鎖の頂点!」「サバンナの演奏会!」など、キレのあるたとえツッコミを連発。

メンバーからも「出た!」と喜びの声が多数あがった。

◆次回は番組開始から8年、ついに若林正恭が教壇に

次回6月7日(月)の放送は、番組開始から約8年、ついに“あの男”が教壇に。満を持して授業するのは、なんと我らが担任・若林!

遊びでやったバスケで靭帯を損傷し各所に大迷惑をかけた大しくじりについて授業。番組を知り尽くした若林はいったいどんな授業を展開するのか。

そして、地上波放送直後、毎週月曜深夜0:45からお送りしている「ABEMA」では、「アルコ&ピース酒井を考える」のディレクターズカット版を配信中。地上波ではオンエアしきれなかった「踊る!酒井御殿!!」などの未公開シーンもお届けする。

※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!
毎週月曜 深夜0:15~深夜0:45、テレビ朝日

※放送終了後から「ABEMA」でも配信!
(※1週間無料配信。その後は1年間、有料にて配信)

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