伊東四朗、現行シリーズドラマ主演最年長!『おかしな刑事』25作目は「肩の凝らない作品」

公開: 更新: テレ朝POST

たたき上げの刑事・鴨志田新一(伊東四朗)と、エリート警視の娘・岡崎真実(羽田美智子)という“凸凹父娘コンビ”の活躍を描く『おかしな刑事』シリーズの最新作を、12月24日(木)に放送する。

記念すべきシリーズ通算25作目でもある本作の放送直前、主演・伊東四朗が“節目”を迎えた心境を語った。

2003年に、『土曜ワイド劇場』で誕生。以来17年にわたって、同枠や『日曜ワイド』『ミステリースペシャル』枠で放送を重ねてきた『おかしな刑事』シリーズ。全編、京都で撮影した『京都スペシャル』2作を含めると、本作は通算25作目となる。

最新作は、おなじみ、正名僕蔵演じる武井昭一弁護士が真実の紹介で“オンライン見合い”に臨むところからスタート。ところが、そこへ資産家独居男性殺人事件の知らせが舞い込み、鴨志田&真実の凸凹父娘コンビは捜査を開始。

武井もまた、見合い相手の女性弁護士とタッグを組んで真相究明に乗り出すことに…。緊迫の法廷シーンもふんだんに盛り込まれ、いつもの“おかしな”テイストは健在ながら、新機軸のストーリーが展開していく。

武井の見合い相手で法曹界のマドンナ的存在である葉山理佐子を、元宝塚トップスター・真飛聖が可憐に熱演! 被害者の資産家・三枝信介役を大ベテラン・目黒祐樹が演じる。

◆伊東四朗が感謝!

伊東は通算25作目ということはまったく意識していなかった様子で、スタッフに聞いて「25作目ですか?」とビックリしつつ、「いやぁ、こんなに続くとは思っていませんでした。第1弾の時点で、もうけっこういいトシだったものですからねぇ(笑)」とニッコリ。

シリーズ誕生から17年、25作まで歴史を積み上げてきた心境をたずねると、「うーん。たしかにこんなトシで主演をやってる人、いませんからねぇ(笑)。でも“やっている”、というより“やらせていただいています”というのが正直なところで、シリーズが続いているのは視聴者のみなさんが支持してくださるからこそ。本当にありがたいことです」と、応援してくれる視聴者への感謝の言葉を口にした。

そんな“座長”伊東四朗の真摯な姿勢が制作現場を引っ張ってきたことは間違いなく、“25”という数字はまさにその結晶。

なじみのキャスト&スタッフがまたまた結集した最新作のみどころを聞くと、「梶間(俊一)監督は法廷シーンが大好きで、どんどんのめり込んじゃって、とにかく撮影が細かくて…(笑)。私も監督に言われるがままがんばりましたので、みなさんに“おもしろい!”と思ってもらえるとうれしいですね」と法廷シーンを挙げ、25作目にしてまた“おかしなワールド”が進化したことを明かした。

さらに「少なくともこの作品、肩は凝らないと思います。といいますか、この作品で肩を凝らせちゃったら、視聴者のみなさんに悪いですからね(笑)。ミステリーではありますが、クリスマスイブに気楽に楽しんでいただけたらうれしいですね」と、『おかしな刑事』ならではの軽妙な持ち味もアピールした。

◆伊東四朗(鴨志田新一役)コメント(全文)

――本作が通算25作目となりますが、節目を迎えたお気持ちを教えてください。
…25作目ですか? いやぁ、こんなに続くとは思っていませんでした。第1弾の時点で、もうけっこういいトシだったものですからねぇ(笑)。

――シリーズ誕生から17年で25作。なかなか打ち立てられる記録ではないですが…?
うーん。確かにこんなトシで主演をやってる人、いませんからね(笑)。でも“やっている”、というより“やらせていただいています”というのが正直なところで、シリーズが続いているのは視聴者のみなさんが支持してくださるからこそ。本当にありがたいことです。ロケ先で「鴨さーん!」なんて、視聴者の方に声をかけられるのもうれしいですね。

――劇中、“オンライン見合い”が登場しますが、伊東さんは“オンライン○○”を体験されたことはありますか? 
“オンライン○○”なんて、私のいちばん苦手な世界ですね(笑)。スマホは持っていますけど、使っているのは通話とメールだけで、SNSなんて未知の世界。その便利な面を知らないものですから、「もったいない!」ってよく言われています。

――最新作のみどころを教えてください!
梶間(俊一)監督は法廷シーンが大好きで、どんどんのめり込んじゃって、とにかく撮影が細かくて…(笑)。私も監督に言われるがまま頑張りましたので、みなさんに「おもしろい!」と思ってもらえるとうれしいですね。また、正名僕蔵さん演じる武井弁護士も大活躍しますが、これまで恋がぜんぜん実らなかった彼、本作ではどうなるんでしょうか(笑)。

そんな武井くんや田島令子さん演じる“横浜のおばさま”など、ちょっと変わった人ばかりが出てきますけど、少なくともこの作品、肩は凝らないと思います。といいますか、この作品で肩を凝らせちゃったら、視聴者のみなさんに悪いですからね(笑)。

ミステリーではありますが、クリスマスイブ、気楽に放送を楽しんでいただけたらうれしいですね。

※番組情報:『おかしな刑事スペシャル』
2020年12月24日(木)午後8:00~午後9:48、テレビ朝日系24局

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