田中圭「ぶっ飛ばすつもりで演じます!」高橋文哉ら、期待の若手俳優5人に“宣戦布告”

公開: 更新: テレ朝POST

田中圭鈴木おさむのオリジナル脚本に挑む、土曜ナイトドラマ 『先生を消す方程式。』。

田中演じる“恐怖の進学校教師”が高IQ生徒たちから命を狙われるというセンセーショナルなストーリーで、主演の田中のほか、山田裕貴が副担任役で出演することがすでに発表されている。

この度、“超優等生”や“教師を消そうと企むワル”まで、個性豊かな生徒役を演じるメンバーが決定した。

◆“教師の命を狙う”3年D組の生徒たちを、期待の若手が演じる

田中演じる義澤経男が赴任する3年D組は、これまで担任が次々辞めていった、問題のあるクラス。実は、このクラスでは親の権力を笠に着てクラスを牛耳る生徒たちが、ほかの生徒たちに命じて大人を追い詰め、壊れていくのをゲームに興じるかのごとく楽しんでいた。

義澤は笑顔で指導していくのだが、やがてそれが恨みを買い、彼らに命を狙われることに。

これまでに類を見ない学園ドラマとなる本作で、3年D組の中心的メンバーを演じるのは高橋文哉久保田紗友森田想、高橋侃(なお)、という期待の若手4人。さらに、彼らとは別の角度から物語に関わる引きこもりの生徒役に、新人・秋谷郁甫が抜擢された。

◆個性豊かな顔ぶれが集結

8月に最終回を迎えたばかりの『仮面ライダーゼロワン』で主演を務めていた高橋文哉が演じるのは、学園一の優等生・藤原刀矢(ふじわら・とうや)。教師に反抗的な生徒たちのなかで、唯一常識的な態度を取り、義澤を追い詰めようとする生徒たちを止めようとする。

2020年の4月クールに放送された鈴木おさむ脚本作品『M 愛すべき人がいて』で主人公をライバル視する玉木理沙を熱演した久保田紗友は、人気インフルエンサーでありながら、どこか達観している女子生徒・長井弓(ながい・ゆみ)を演じる。

さらに出演作が目白押しの若手実力派・森田想は、スクールカーストの上位でいることにしがみつこうとする女子・大木薙(おおき・なぎ)役に挑む。

また、元美容師であり、モデルとしてミラノコレクションにも参加した高橋侃が、演技初挑戦。暴力でほかの生徒を支配しようとする男子生徒・剣力(つるぎ・りき)を、鮮烈な存在感で表現していく。

もうひとり、物語の重要人物となる引きこもりの生徒、伊吹命(いぶき・めい)役を演じるのが、新星・秋谷郁甫。16歳で、現役高校生の秋谷は高橋(侃)同様、この作品で俳優デビューを飾る。

田中圭は撮影を前に、若手キャストとの共演が楽しみ、とコメント。「自分にぶつかるくらいの気持ちで演じてほしい。ぶっ飛ばすつもりで演じます!」と“宣戦布告”とも取れる発言をした。

◆高橋文哉 コメント

先輩俳優の皆様との共演で、僕たち若手俳優の存在感を全力で出していきたいです。田中さんからの宣戦布告も、心に深く刻みました。

刀矢は高IQの持ち主で学園一の優等生で唯一バトルには参加せず、義澤先生にも笑顔で接していますが、過去に何が隠されているのか、刀矢の心情を大事にしながら演じたいと思います。今までに見たことがないストーリーを、視聴者の皆様が、あっという間の30分間だったと感じてもらえるような作品をお届けしたいと思っています。

20歳までに学園ドラマに出演するのが目標だったので、『仮面ライダーゼロワン』という大きな作品を終えた今、夢が叶ってうれしいです。

今回はライダーと違う視点で“正義”とは何か、伝えていきたいと思います。

◆久保田紗友 コメント

鈴木おさむさん脚本の作品に出させていただくのは2回目ですが、鈴木さんの脚本は鋭く切り込んだ内容で、視聴者の方の心に突き刺さるメッセージがたくさん詰まっていると思います。学園ものを描かれるのははじめてとのことで、義澤先生と私演じる弓や他生徒たちが敵対することによって、観ていただく方がどんなことを感じていただけるのか、今から楽しみです。

『M 愛すべき人がいて』のときに、いままでやったことのない役をやらせていただいて反響を頂けたのが、役者として手応えを感じることができました。今回は更に超える熱量で視聴者の皆様を巻き込んでいければと思います!

◆森田想 コメント

この作品では、義澤先生と私たち生徒が心理戦のようなバトルを繰り広げます。第1話から物語のスピードが速くて、視聴者の皆さんも引き込まれると思います。私自身は高校を卒業して2年ほど経つので、久しぶりに制服を着られることがうれしかったです(笑)。

薙を演じる上では、彼女の個性をただ強調するのでなく、物語のなかで求められるポジションを早く理解して、ドラマのいいスパイスになりたいです。「土曜ナイトドラマ」は毎回、話題になる作品が放送されているので、枠の勢いをさらに加速させられるよう頑張ります!

◆高橋侃 コメント

力は学校一のワル。暴力的でキレたら何をするかわかりません。「コイツ、どうなっているの!?」と思うようなキャラクターです。ただ、脚本を読んで、力なりにいろいろ抱えていることがわかり、彼の心情が理解できないわけではなかったので、僕自身と力の距離感をどんどん近づけていき、境界線をなくすくらいの気持ちで演じていきたいです。

義澤先生が現れたことで、力がどう変化していくのか予想がまったくつきませんが、ドラマデビュー作となるこの作品で精一杯表現していきます。

◆秋谷郁甫 コメント

タイトルがとにかく物騒ですよね(笑)。劇中でどんな方程式が生まれるのか、なかなか学校に行かない命がどうそれに関わるのか、それとも関わることなく傍観者でいるのか、僕自身とても気になっています。

命は黒魔術や都市伝説が好きという設定なので、今、片っ端からそういった内容の本を読んでいます。さらに命はホラーゲーム好きなので、僕もトライしています。ドラマの撮影に参加するのははじめてですが、命のオカルトめいた雰囲気をしっかりとしみ込ませ、ドラマを盛り上げていきたいです。

※番組情報:土曜ナイトドラマ『先生を消す方程式。
2020年10月31日(土)スタート! 毎週土曜日 よる11:00~11:30、テレビ朝日系24局

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