弘中綾香アナ、SNSで“友達申請してくる上司”に「空気を読んでほしい」

公開: 更新: テレ朝POST

芸能界の厄介者・太田光爆笑問題)と講談界の異端児・神田伯山が出演する『太田伯山』

このおなじみの顔合わせに、令和の毒舌美女・ファーストサマーウイカを迎え太田伯山ウイカのはなつまみとして、9月16日(水)に放送する。

ウイカは8月半ばに行われた『太田伯山』第21夜の収録に、ゲストとして参加。彼女の歯に衣着せぬトークで収録が大いに盛り上がったことから、この顔ぶれで番組を作ろうという企画が立ち上がり、今回『太田伯山ウイカのはなつまみ』が誕生した。

番組タイトルの「はなつまみ」とは、厄介者や始末に困る人という意味。この番組はそんな“はなつまみ”、つまり、“嫌われ者”について学び、対処法を考えていこうという企画だ。

華々しい活躍ゆえ、疎まれることも多い太田、伯山、ウイカの3人。彼らは、進行役の弘中綾香アナウンサーとともに再現VTRを見ながら、自由にトークを展開していく。

なお、再現VTRには職場の上司役で爆笑問題・田中裕二、部下役で弘中アナウンサーが出演。2人の熱演もみどころのひとつとなる。

◆職場での“はなつまみ”問題に切り込む!

最初のトークテーマは、「SNSで友達申請してくる上司。これってはなつまみ者?」。職場の上司からSNSに友達申請が来る、という困った事態は巷で起こりがちだが、上司が強制的にSNSで部下とつながろうとすることは、“はなつまみ行動”ではないか、という問題提起だ。

ウイカは「ひとり承認しちゃうとほかの上司も承認しなくてはいけなくなる。それは面倒」と賛同、弘中アナウンサーも「仕事とプライベートは線引きしたい。上司には空気を読んでほしい」と訴える。

そして「師匠たちには(自身のSNSを)フォローされたくない」と語る伯山。彼もまた、師匠がFacebookをはじめたとき、自分は即座に退会したというエピソードを明かす

ところが、SNSをまったくやっていない太田が、「だって公開しているんでしょ?」「そういう目的のツールでしょ?」と、おじさん代表的意見で抵抗して大紛糾。

それをきっかけに「部下は上司にどこまで気をつかうべきか」という話題に発展し、「SNSを見るとその人のセンスがわかる」「SNSをやる人とやらない人の違い」「ネット社会のよし悪し」など、トークは縦横無尽に広がっていく。

ほかにも「同僚への誕生日プレゼントのために集金される」という、職場でよく起きる「プレゼント問題」も議題に。バレンタインの義理チョコ問題や、モノを贈り合う文化のいいところ、悪いところなど、プレゼントにまつわるトークがさく裂する。

このほか、「職場でカラオケに行くとき、80年代縛りの選曲を提案するのは、はなつまみ行動か!?」というテーマも。出演者がそれぞれのカラオケ事情を明かすほか、なぜか太田と伯山が、あいみょんのスゴさをめぐって討論に

冒頭から最後のまとめまで、芸能界のはなつまみ3人衆・太田×伯山×ウイカ、そして弘中アナウンサーが勝手気ままなトークを放出する。

◆「似た者同士だからトークもいい感じ」

収録終了後、太田は「このメンバーは似た者同士だからトークもいい感じで、僕は“これ、けっこういい番組なんじゃない!?”って思いましたね。このメンバーで報道番組もできるんじゃないかな(笑)。そのぐらい手ごたえを感じました!」と興奮気味に語った。

さらに「ウイカちゃんは毒舌って言われているけど、話してみたら、それはやさしさなんだと気づきました。僕と伯山だけだとギスギスしそうなところも気を遣ってくれました」とウイカのバランス感覚をべた褒めする。

トークで“はなつまみ者”の烙印を押された伯山は「まだそれは自覚できていません(笑)」と往生際の悪さを見せつつも、「少しでもみなさんのストレスを晴らすような番組になればいいですね。ウイカさんは、さすが苦労人! 僕らのトークを“中和”してくださいました」と、ウイカの気配りに感服していた。

2人に絶賛されたウイカだが「いや、私までそっち側(暴走する側)にいっちゃったら大変になると思ったんです(笑)!」と冷静なコメント。

そして「“自分は間違っているんだろうか”という思いを抱えている人たちに、共感してもらえるような、“はなつまみのお悩みホットライン”みたいな番組になったらいいな(笑)。またぜひやってほしいです!」と、次の機会を熱望した。

しかし、弘中アナウンサーだけは「番組自体はとても面白かったのですが、自分の力不足を痛感しました。太田さんはすぐに脱線しちゃうので、やっぱり難しいといいますか…(笑)」と太田の暴走に翻弄されたことを告白。

反省する弘中アナウンサーの姿を見て、太田も「…申し訳ない…!」と平謝りするしかなかった。

なお、オンエアに先駆けて、本編の未公開シーンをテレビ朝日公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』で配信中。放送に入りきらなかった「はなつまみ3人衆」の爆笑トーク満載でお届けする。

◆太田光(爆笑問題)コメント(全文)

年齢差や男女差でちょっと見解が違うこともあったけど、やっぱりこのメンバーは似た者同士だからトークもいい感じで、僕は“これ、けっこういい番組なんじゃない!?”って思いましたね。

このメンバーで報道番組ができるんじゃないかな(笑)。とにかくもっと大きな番組になっていったらいいなと思いましたね。そのぐらい手ごたえを感じました!

ウイカちゃんは毒舌って言われているけど、話してみたら、それはやさしさなんだと気づきました。僕と伯山だけだとギスギスしそうなところも気を遣ってくれて、ウイカちゃんがまとめてくれた感じがしましたね。

◆神田伯山 コメント(全文)

収録は、ただただ面白かったです! ただやっぱり問いたいのは、“僕は嫌われ者なんでしょうか?”ということ。まだそこは自覚できていません(笑)。そして、これを機に、後輩が僕にプレゼントをくれることを願っています(笑)。

我々はけっこう自由に生きていますが、世のなかの人はたくさんストレスを抱えて暮らしていると思うので、少しでもみなさんのストレスを晴らすような番組になればいいですね。

ファーストサマーウイカさんは、さすが苦労人! 僕らのトークを“中和”してくださいました。

◆ファーストサマーウイカ コメント(全文)

先日、『太田伯山』に出演させていただいたときもそうだったのですが、本当にいい意味で緊張せずにお話しすることができました。

たとえば、言っていることが全然わからない人、まるで言語が違うかのように話が通じない人っていますよね。でも、この『はなつまみ』のメンバーは、価値観は多少違うかもしれないけど、言っていることにすごく納得できるんです。

私たちのトークは、“ちょっと斜に構えて世のなかを見ちゃう人”や、“自分は間違っているんだろうか”という思いを抱えている人たちに、「それそれ!」って共感してもらえるんじゃないでしょうか。タメになるようなならないような、”はなつまみのお悩みホットライン”みたいな番組になったらいいなと(笑)。

今回はオフィスのエピソードが多かったのですが、学校や家庭内のエピソードなど、もっといろんなはなつまみ案件を取り上げることができるなと思いました。またぜひやってほしいです!

(太田や伯山にほめられて)…いえ、私までそっち側(暴走する側)にいっちゃったら大変になると思って(笑)! 弘中さんの大変さを痛感しました!

◆弘中綾香アナウンサー コメント(全文)

番組自体はとても面白かったのですが、自分の力不足を痛感しました。太田さんはすぐに脱線しちゃうので、そこがやっぱり難しいといいますか…(笑)。

これまですべて田中(裕二)さんにお任せしていたんだな、私、ずいぶん怠けていたんだなと思って反省しました(笑)。

※番組情報:『太田伯山ウイカのはなつまみ』
2020年9月16日(水)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

※『動画、はじめてみました』は、こちら!

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