人食い“鬼婆”がヤマンバギャルに!長井短演じる「山姥」、澪(小芝風花)の恋を応援<妖怪シェアハウス>

公開: 更新: テレ朝POST

小芝風花演じる気弱で空気ばかり読んでいた主人公・目黒澪が、超絶お節介な妖怪たちに助けられながら、その自由で縛られない姿に感化され、たくましく成長していく姿を描くホラーコメディー『妖怪シェアハウス』。

これまで澪(小芝風花)は、お岩さん(松本まりか)、酒呑童子(毎熊克哉)、ぬらりひょん(大倉孝二)といった“妖怪シェアハウス”の住人のほか、お菊さん(佐津川愛美)、アマビエ(片桐仁)など、名だたる妖怪たちの力を借りて、さまざまな問題を解決してきた。

そして、9月5日(土)放送の第6話では、数々の伝説が語り継がれているあの恐ろしい妖怪が、驚きのキャラクターで登場! 恋にトキメク澪の背中を押す。

長井短、山姥を熱演!ヤマンバギャル姿のポップなキャラで登場

第5話(8月29日放送)で、上司の原島響人(大東駿介)を意識する自分に気づいた澪。そんな澪の恋に絡んで、第6話のキーパーソンとなるのが、長井短演じる山姥だ

山姥と言えば、研いだ刃物を手に襲い掛かってくるおどろおどろしい老婆…というイメージが強いが、長井が扮する『妖怪シェアハウス』の山姥は、ガングロメイクに金髪、ド派手な服に身を包んだ“ヤマンバギャル”というポップなキャラクターで登場する

人間の個性や充実度を見抜けるという特殊能力を持っていて、その上で最大の魅力を引き出すビューティーアドバイザーとして、渋谷のカリスマ的存在になっているという。

さらに“やまちょす”の愛称で親しまれ、「おけまる」「しくよろで~す」などの若者言葉を連発するほか、大の肉好きで最新の妖怪アイテムを使いこなすなど驚きの個性が大渋滞している。

そんな山姥を演じるのは、長井短。モデル・女優として活躍し、抜群のスタイルとミステリアスな雰囲気を併せもつ彼女だが、本ドラマではこれまでの印象を根底から覆すような、インパクト絶大な姿を披露。特殊能力を発動する際には、振り切った表情と動きを見せる。

第6話では山姥が、突然わき上がってきた恋心に戸惑う澪に「同じ時代に生きて恋をするって、めちゃめちゃ奇跡なんだから」と強く語り、その恋を全力で応援する。

ド派手なビジュアルながら、実は恋する乙女な一面も持っている本ドラマの山姥。彼女が取りもつ胸キュンな展開から目が離せない。

◆災厄をもたらす妖怪か、恵みを呼ぶ山の神か…山姥伝説

『妖怪シェアハウス』では澪の恋に深くかかわることになる山姥だが、伝説の上では、いったいどんな妖怪なのか?

本ドラマでは、劇とアニメが融合した“ゲキメーション”という独特の手法でドラマの登場する妖怪や幽霊たちの伝説を紹介している。作画・撮影のすべてを、新進気鋭のクリエイター・宇治茶が一人で手掛けているこのゲキメーションで、今回は山姥の伝説に迫る。

諸国行脚の高僧・東光坊祐慶一行が安達ヶ原を旅する途中で吹雪にあい、山中でひっそり暮らす老女のあばら屋に一晩の宿を求める。老婆は薪を取りに出かけるとき、高僧に奥の部屋はけっして見ないよう釘を刺すが、高僧は部屋をのぞき見てしまう

すると、そこには山のようなバラバラ死体が! 老女の正体を知った高僧は、怒り狂う山姥を法力で退治するのだった

今回のゲキメーションでは、東北を舞台にした『安達ケ原の鬼婆』を紹介しているが、山姥にまつわる伝説は、東北から九州まで全国各地にさまざまな形で言い伝えられている。

山に住み、人を食らうことから「鬼婆(おにばば)」、「鬼女(きじょ)」とも呼ばれる山姥。元々は、山の神や巫女だったといわれている山姥だが、時代を経るに従って次第に妖怪という扱いに。地方によっては、「正体は山の恵みを司った神だった」とか、「金太郎の育ての親だった」など、一般的なイメージとはまったく違う伝承も残されている。

◆澪&妖怪たちがアゲアゲのパラパラダンスを披露!

さらに第6話では山姥に負けじと(!?)、澪や妖怪一同もガングロメイクのヤマンバギャルに変身! 渋谷ギャルもビックリなパラパラを披露する。

ちなみに、パラパラシーンの撮影にあたり、小芝をはじめとするレギュラー陣は、ドラマ収録の合間に猛特訓したのだとか。その成果が存分に発揮された、アゲアゲな踊りっぷりをお見逃しなく!

◆第6話あらすじ

職場の上司・原島響人(大東駿介)を意識しはじめた目黒澪(小芝風花)。澪の新たな恋に伊和(松本まりか)も興奮して一緒に喜び、妖怪たちも応援する。

ところが、原島に新企画のアドバイスをもらっているうちに、頼りになる大人の原島には自分は不釣り合いなのでは、と澪は悩みはじめてしまう。原島に釣り合うような聡明な美女になりたいと妖怪たちに相談していると、伊和がある妖怪ならどうにかしてくれるという。

その妖怪とは、人を食らうといわれる山姥。怖い妖怪だと恐れおののく澪だったが、登場したのは、なんとヤマンバギャルのメイクとファッションに身を包み、ギャルポーズをキメるハイテンションな山姥のやまちょす(長井短)! ギャル語を話し、ノリも軽いが、実は多くの人をポジティブに変えてきた渋谷の伝説のビューティーアドバイザーだという。

※番組情報:土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』第6話
2020年9月5日(土)よる11:15~0:05、テレビ朝日系24局

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